あなたside
ふぅ、、、、、
とりあえず龍友くんと亜嵐くんには
伝えられた…。
あとは りょーくんと、、、、玲於くん…。
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次の日あなたはLDHに行った
時計を見ると
11時40分。
あなたはまず3階の
ボーカルトレーニング室へ向かった
涼太くんside
コンコン…
俺は流していた音楽を止めた
俺がそう言うと安心したのか あなたは笑顔になった
あぁーそれか、、、
結果分かってるしなぁ…笑
無理に言わせることないか!
隼の名前出しただけで 顔真っ赤じゃん
どんだけ好きなの…笑
小さくため息をつくあなた。
こんな気遣いできて優しい子
あんまいないよ…?
こんな子に好きって言ってもらえるなんて
隼 いーなー……笑
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あなたは4階のダンススタジオに向かった
あなたside
中の音が漏れないようにか、
ドアがとても大きい…。
分厚そうだし……
ドアを引いてみたけど、、、、、、重い。
私は 背も小さいし、
握力は周りからバカにされるぐらい弱い…。
時計を見ると12時10分。
レッスンはもう終わってるみたい…。
後から知らない人の笑い声が聞こえた
私が恐る恐る後ろを振り返ると
その人は明らかに私を見て笑っていた
そういってその人は
私が必死に引いてたドアを 片手で引いた
するとドアは簡単に開いて、、
中を覗くと、レッスンを終えた隼くんが
壁にもたれかかって休憩していた
その人は部屋の中に向かって叫んだ
そう言いながら隼くんはドアに近づいてくる
そう言ってその人はダンススタジオの中へ
失礼します! と大声でいいながら入っていった
隼くんへの用は2つある
まず1つ目から…
そう言うと隼くんの顔が一気に真剣になった
私達はLDHの中にあるGENE専用楽屋へと向かった
ガチャ
隼くんが私の顔を見て笑ってくれたおかげで
少し緊張が和らいだ
部屋の中を見ると
ヘッドホンをしている玲於くんが1人…。
まぁ、、、、よかったのかも…。
そう隼くんに励まされた
もう頑張るっきゃないでしょ!!!
私は部屋の中に入って
玲於くんの肩をトントンと叩いた
玲於くんのあまりにも大きすぎるリアクションに
思わず笑ってしまった
よかった!!!!仲直りできた!!
そのまま玲於くんと離れて
隼くんが待っていた 室外 に行った
隼くんは自分のことのように喜んでくれた
いよいよ、次は2つ目の用…。
言わなきゃ!!!!
…被っちゃった、、笑
隼くんは一呼吸置いてから
まっすぐ私を見つめた
隼くんはいきなり私を抱きしめた
そう耳元で囁く
チュッ
隼くんは私の口に優しくキスをした
そう言って私は隼くんに抱きついた
そんな事をどストレートに言ってくる人
なかなか居ないよ?笑
私達は仲良く手を繋いで楽屋へ向かいました
楽屋に行く途中、、、、
私達2人、、、、、
やっと結ばれました!!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。