第44話

やっと言えた…
3,687
2018/04/20 16:46
あなたside




ふぅ、、、、、


とりあえず龍友くんと亜嵐くんには

伝えられた…。


あとは りょーくんと、、、、玲於くん…。

─────────────────────
次の日あなたはLDHに行った

あなた

すみません!
片寄さんと佐野さんに
会いたいんですけど…。

受付
えっと…片寄さんは
3階のボーカルトレーニング室で
自主トレ中です。

あと佐野さんはお仕事で
そろそろ本社に戻るとの
連絡が先程ありました。
あなた

ありがとうございます。
あ、、あと!小森さんって
どこにいますか?

受付
えぇーと、小森さんは4階の
ダンススタジオでレッスン中です。
レッスンは12時まで です。
時計を見ると

11時40分。
あなた

(良かった…あとちょっと)

あなた

ありがとうございました!


あなたはまず3階の
ボーカルトレーニング室へ向かった

涼太くんside






コンコン…


涼太
涼太
はーい、どうぞ?


俺は流していた音楽を止めた

涼太
涼太
(誰だろ…?)
あなた

…失礼しまーす

涼太
涼太
俺だけしか居ないよ?笑
あなた

あ、りょーくん!

俺がそう言うと安心したのか あなたは笑顔になった
涼太
涼太
どしたの?
あなた

あ、あの!練習中にごめんね…!
こ、告白の答え…なんだけど、、



あぁーそれか、、、

結果分かってるしなぁ…笑



無理に言わせることないか!
涼太
涼太
それならもういいよ?
あなた

えっ…?

涼太
涼太
隼の事が好きなんでしょ?
あなた

…そう、、だけど//

隼の名前出しただけで 顔真っ赤じゃん


どんだけ好きなの…笑
あなた

なんで知ってるの?

涼太
涼太
ん?龍友くんから聞いた
あなた

龍友くん…もう、、

小さくため息をつくあなた。
涼太
涼太
隼には会わないの?
あなた

ううん、今から行く

涼太
涼太
そっか、頑張ってね!
あなた

ありがと!
邪魔してごめんね!
りょーくんも練習がんばって!

こんな気遣いできて優しい子

あんまいないよ…?


こんな子に好きって言ってもらえるなんて

隼 いーなー……笑

────────────────────

あなたは4階のダンススタジオに向かった



あなたside




中の音が漏れないようにか、

ドアがとても大きい…。

分厚そうだし……
あなた

(これ、、、開くのかな…?)

ドアを引いてみたけど、、、、、、重い。



私は 背も小さいし、

握力は周りからバカにされるぐらい弱い…。

あなた

ふぅ……。
もう、なんであかないの…!(小声

時計を見ると12時10分。


レッスンはもう終わってるみたい…。
あなた

もういっかい…。んんー!

??
はははっ


後から知らない人の笑い声が聞こえた
あなた

(誰…?)

私が恐る恐る後ろを振り返ると




川村 壱馬
川村 壱馬
あーおもしろ
あなた

…!?

その人は明らかに私を見て笑っていた
あなた

だれ、、ですか?

川村 壱馬
川村 壱馬
あ、俺の事知らない感じかw
あなた

…はい

川村 壱馬
川村 壱馬
まぁいいや、誰かに用?
あなた

あの、、、小森さんに

川村 壱馬
川村 壱馬
あぁー!隼くん?
あなた

そ、そうです!

川村 壱馬
川村 壱馬
で、ドアが開かないと?
あなた

…はい

川村 壱馬
川村 壱馬
なんで開かないんだろーね (ニヤニヤ
あなた

これって、鍵とかいりますか??

川村 壱馬
川村 壱馬
え、なにド天然なの?
あなた

どういう意味、、ですか??

川村 壱馬
川村 壱馬
いや、まぁいいや
あなた

あ、あの!
開かないから中に入れない、、です…
ちょっと手伝っt…

川村 壱馬
川村 壱馬
開けてあげよーか

そういってその人は

私が必死に引いてたドアを 片手で引いた



するとドアは簡単に開いて、、
あなた

え!?ありがとうございます!!

川村 壱馬
川村 壱馬
どういたしまして


中を覗くと、レッスンを終えた隼くんが

壁にもたれかかって休憩していた
あなた

あ、いた…!

川村 壱馬
川村 壱馬
隼くーん!
可愛い彼女さん来てますよー?


その人は部屋の中に向かって叫んだ
あなた

へ!?!?ちょ、ちょ!!!!

川村 壱馬
川村 壱馬
え?違った??
あなた

ち、違いますよぉ!!!

隼
彼女なんて居ないんだけどw
誰ー??亜嵐くんとか?

そう言いながら隼くんはドアに近づいてくる
あなた

あ!隼くん!

隼
おぉ!!あなたちゃんじゃん!
おいおい壱馬、
この子彼女じゃないんだけど?笑
(まだ……ね?)
川村 壱馬
川村 壱馬
ちょっと間違えちゃったみたいで笑
すみませんでした!
んじゃ俺はこれで。

そう言ってその人はダンススタジオの中へ

失礼します! と大声でいいながら入っていった
隼
あなたちゃん、何か用?
あなた

あ、あのね!
えっと、、、まずレッスンお疲れ様!

隼
おぉぉw
ありがと!


隼くんへの用は2つある



まず1つ目から…
あなた

あの、、ね
このあと玲於くんと会うんだけど…。


そう言うと隼くんの顔が一気に真剣になった
隼
うん、それで…?
あなた

この前、玲於くんに告白されたの!
でも、それを断ろうと思って…。
まだやっぱり、、怖いから…
ついてきてくれない??

隼
全然いいよ。今から昼休憩だし。


私達はLDHの中にあるGENE専用楽屋へと向かった


ガチャ
あなた

失礼します…

隼
そんな堅く入らなくても笑

隼くんが私の顔を見て笑ってくれたおかげで

少し緊張が和らいだ
あなた

(よし、、頑張らなきゃ!)

部屋の中を見ると

ヘッドホンをしている玲於くんが1人…。



まぁ、、、、よかったのかも…。
あなた

ふぅ、、頑張ってくるね(小声

隼
うん!俺が側にいるから、
安心して行っておいで(小声


そう隼くんに励まされた



もう頑張るっきゃないでしょ!!!


私は部屋の中に入って

玲於くんの肩をトントンと叩いた
玲於
玲於
ん?なに、、
わぁっ!!!!
あなた

そんなびっくりしないでよ…笑

玲於くんのあまりにも大きすぎるリアクションに

思わず笑ってしまった
玲於
玲於
良かった…
あなた

何が??

玲於
玲於
俺のせいであなたが
笑えなくなったんじゃないか…って
ずっと、、、思ってて…。
笑えてて良かった。
あなた

うん、大丈夫だよ。
ありがとう

玲於
玲於
告白した事はもう考えなくていいから
あなた

あ、、うん。
分かった…!

玲於
玲於
あのさ、、、、
俺の事まだ…怖い?
あなた

今はまだちょっと…
でも、玲於くんがいい人って
知ってるからもう大丈夫だよ!

玲於
玲於
そっか…。
ほんとに改めてごめん。
あなた

ううん、もう気にしないで
これからもよろしくね!

玲於
玲於
うん こちらこそ


よかった!!!!仲直りできた!!


そのまま玲於くんと離れて

隼くんが待っていた 室外 に行った
あなた

隼くん!!

隼
あなた!!!!どうだった!?
上手く言えた???
あなた

言えた!!!!!
しかもね!仲直りまでできた!

隼
良かったじゃん!!!
隼くんは自分のことのように喜んでくれた










いよいよ、次は2つ目の用…。








言わなきゃ!!!!
あなた

あのね!!

隼
あのさ!!
…被っちゃった、、笑
あなた

ふふっ笑

隼
息ぴったりだったね笑
あなた

うん、すごかった笑
私から言ってもい?

隼
ううん!絶対ダメ!!
俺から!!!!!
あなた

う、うん?分かった

隼
ふぅ、、、
隼くんは一呼吸置いてから



まっすぐ私を見つめた
隼
あの!
俺、あなたちゃんの事が好きです!!

あなたちゃんが作る
美味しい料理も大好きだし
あなたちゃんの幸せそうな顔、
可愛すぎる笑顔も全部好き!!

だから、、俺と付き合ってください!
あなた

…嘘、、、

隼
だ、だめ?
あなた

ううん、ダメじゃない!
今私も同じこと話そうと思ってたから…

隼
え、、じゃあ…
あなた

これからもよろしくお願いします…//

隼
よっしゃぁぁぁぁぁぁぁ
あなた

ちょ、声大きいよ!!

隼
ごめんごめん笑
あなた

私、、自分の気持ち言えてない…
えっと、、、ちゃんと言うね?

隼
う、うん///
(ヤバ、めっちゃ照れる)
あなた

いつも元気に声をかけてくれて、
作った料理も美味しそうに食べてくれて
ほんとに嬉しかったよ!

私が辛い時、、、ずっと側に居てくれて
優しい声と 手と 心と…あなたの全て で
私を包んでくれたね
ほんとに助かったよ…ありがと。

大好きだよ!////

隼
んふふふ♡
あなた

もうなにぃー//////

隼
可愛いなぁって笑
あなた

バカにしないでy…って わぁ!!


隼くんはいきなり私を抱きしめた
隼
ねぇ、、、大好きだよ
そう耳元で囁く
あなた

私…も////

隼
耳まで真っ赤じゃん笑
あなた

だって…んっ!


チュッ


隼くんは私の口に優しくキスをした
あなた

…ファーストキス、、、

隼
え!? 初めてだったの!
俺が初めて で良かった、、?
あなた

もちろん!!

そう言って私は隼くんに抱きついた
隼
わ!!
ねぇあなた、俺さ今すっごい幸せ
そんな事をどストレートに言ってくる人

なかなか居ないよ?笑
あなた

私も幸せ

隼
メンバーに言いに行こっか?
あなた

うん!

私達は仲良く手を繋いで楽屋へ向かいました



楽屋に行く途中、、、、
隼
おじいちゃんとおばあちゃんになっても
こうして手繋いどこうな?
あなた

うん…!













私達2人、、、、、




やっと結ばれました!!

プリ小説オーディオドラマ