隼くんside
俺はあなたちゃんの家を出て
自分の家の方向へと歩いていた
頭の中に浮かんでくるのはあなたちゃんの事ばかり
俺ってあなたちゃんが好きなのか??
いつも美味しい料理作ってくれた
ほんとに美味しいんだよね…!笑
俺が寝ちゃっても気をつかって
起こせないぐらい 優しい性格。
表情が豊かで、、、
色んな顔があって…。
照れた顔、
喜んでる顔、
幸せそうな顔、
笑ってる顔、
泣いてる顔、
辛そうな顔…。
でも俺が特に好きなのは
あなたちゃんの笑ってる顔。
今さっき別れたばっかりなのに もう会いたい
ずっと一緒に過ごしていたい
俺……
やっぱり好きなんだ、あなたちゃんの事。
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次の日、、、
隼くんside
俺はいつも通りテンション上げて中に入った
亜嵐くんにそう言われて周りを見ると
みんな来てた…笑
俺は龍友くんの肩を叩いて言った
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隼くんが来る前…
楽屋には
亜嵐くん、龍友くん、玲於くん、涼太くん
の4人が先に到着していた
亜嵐くんside
(玲於は昨日あった事を他の3人に話した)
(龍友くんは今日の朝の出来事を話した)
ちょうどその時、
LINEッ
俺の携帯がなった
こうして俺達は約束をした
それから少し喋っているとメンさんと裕太くんも来た
そしてもうしばらくすると
隼がやってきた
龍友くんはあなたを隼に取られた事を
意識しているのか、
いつもより隼への当たりがキツい
隼は今どんな気持ちなんだろう
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。