亜嵐くんside
家の通りに着いた
話すのをやめたと同時に
あなたは立ち止まり
繋いでる手をさっきよりぎゅっと握った
あなたの目線の先には…
サングラス、、ギラギラのネックレス、マスク、
デカめのピアス……と
いわゆる不良的なのが集まっていた
しかも俺の家の前に。
俺は普段いつも見てるからすぐ分かったけど
あれ、実は
メンバー笑
みんな変装してるつもりなんだろうけど…。
いかついから不良に間違えられても
仕方ないな、、笑
俺はそう言ってあなたと手を繋いだまま
その集団に近づいていった
あなたは俺の手を両手で引っ張り、止めた
あーもう、、、なんでこんなに可愛いかなぁ
少し俯いて言うあなた。
はぁ、、、、、、、、
もう俺………
メロメロだわ
俺はあなたの頭を撫でた
あ、また照れた笑
俺は1人で不良集団 (メンバー 笑) に近づいて行った
俺はあなたの所へ戻った
これはまだ分かってない?笑
俺とあなたはメンバーが待つ家の中に入った
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!