治「紫ー?朝だよー」
『 何言ってるの治。まだ出勤前よ?』
治「あれ?今日からじゃなかった?」
『 何が?』
治「長期任務」
『.... そーいや、そんなことあったね....』
治「....忘れてた?」
『 ....そんな訳ないでしょ〜もぉ〜』
治「忘れてたね。これは」
『 ....ア、ハヤクガッコウノジュンビシナイト』
治「ふふっ....w」
『 ナニガオカシイノカナ?オサムクン』
治「ふふっ....べ、別にw」
『 ....』
治「あれ?紫ちゃーん?」
『 ....』
治「怒っちゃった〜?」
『 ....』
治「お〜い」
治が何か言ってるが何も聞こえてないことにしよう。うん。そうしよう
そして淡々と準備を終わらしたところで丁度チャイムがなった
治「?だれ?」
『 ひぐっちゃんだよ!』
ガチャ
樋口「紫さん!おはようございます!!」
『おはよう!ひぐっちゃん! 』
樋口「じゃあ、行きましょうか!」
『 うん!じゃあね!治!』
治「行ってらっしゃ〜い!」
ガチャ バタン(車に乗る音)
『 これからよろしくね!ひぐっちゃん』
樋口「はい!」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!