ピーンポーン
ご飯を食べ終わった瞬間家のチャイムが鳴った
ガチャッ
ドアを開けるとそこには切島君が立っていた
薺は切島君の腕を引っ張って走る
その頃薺は学校に着いていた
ガラッ
息を切らしながら教室のドアを開けると皆がおはようと挨拶をしてくれた
私もおはようといい席に座った…
誰かがクソ高い声を出しながらこちらに走ってくる。
そう、その子は前皆を騙した…花霧菜楓だった
菜楓が嘘泣きしてるのを皆は(何やってんだこいつ?)と言う様な顔で見ていた
私は切島君に「菜楓ちゃんと話していいよ…」と言い御手洗に立った…
菜楓はにやりと笑った…
そして私はトイレに入ったその時…
ザバーン!!
上から水が降ってきた
水は次から次へと降ってくる
私は息が出来なかった…
水を避けてドアを開けるとそのドアが菜楓に当たった…
ガッシャーン!!!
その音を聞いて1年A組の皆が女子トイレまできた
すると菜楓は…
私は菜楓にかけられた水で喉が痛く声が出なかった…
私はみんなに問い詰められるが喋る事が出来なかったから犯人になった…
まただ…またみんなに誤解されてる…
私はただみんなと仲良くしたいだけなのに…
そう思い私は飛び出した…
外は寒い寒い冬…
私は濡れた制服のまま駆け出し外の人目のつかない所に行った…
私はボソボソと言いながら目から涙が出てきた…
ただ仲良くしたいだけ…そう思ってた…
だけどもうみんな嫌いだ…
この学校は辞めない…だが皆と関わるのはやめよう…クラスも変えてもらおう…
私は雄英高を出ようとした…
その時…
オールマイトが来た瞬間目から涙が出てしまった…
オールマイトは優しく頭を撫でてくれた…
後、帰る許可もくれた…
私はオールマイトが大好きだ…
ただ雄英高は嫌いだ…
教室に鞄を取りに行き皆が帰らないでなどと言ってるのを無視して雄英高の門の所まで足を運んだ…
みんなも門まで来ていた
その時……
聞き覚えのある声がした…
龍哉はA組の皆を睨んだ…
皆はビクッとしながらおずおずと「泣かしてはいません…」と口々の言う
龍哉は切島君と菜楓を指さした
龍哉は「前に出てこい…」と言い指をクイッと上げた
切島君はスッと前に出たが菜楓は出なかった
それを聞いた龍哉はブチ切れて怒鳴り、菜楓を殴ろうとした…
私は個性を使い菜楓を守った…
その代わり兄ちゃんの攻撃を食らった…
私は気を失った…
続きは次回で…
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。