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第12話

最終話
59
2022/09/27 18:40
雨天が、両親と3人で食事をしていると。
雨天母
あなた、
雨天と、烏さんを結婚させたいんだけど
雨天父
なにっ
雨天母
雨天が、今このように居られるのは1つに
烏さんが献身的に、お使えしてくださったからよ?

それ位の地位をあげても、良いと思うの。
雨天父
だが、
同性同士で結婚は、出来ない。
雨天母
側室と言う形でと思って居るの。
妻を、迎える前に側室を迎えるのは、異例だけど。

側室に、男性を取る方はこの世界では、
良くある事よ?
そうでしょ?
雨天(うてん)
母上
雨天父
そうだが
雨天母
烏さんを呼んできて。
雨天(うてん)
母上、そんな事は。
雨天母
いいのよ。
私に任せなさい。
烏(からす)
失礼します。
何かご用で。
母は、烏に雨天の側室にならないかと伝える。
烏(からす)
そんな、
私のようなものが。
雨天母
烏さんは、雨天がキライ?
烏(からす)
嫌いだなんて。
雨天様からがいいのなら。
雨天(うてん)
烏。
いいのか?
雨天母
はい、
決まったわ、あなたとても嬉しいは私。
雨天が烏を、妻を取る前に側室に向かえると言う
話が出た時は、
国中が驚いた、男性の側室を向かえるのはあまり
珍しい事ではない。

1ヶ月もすれば、国はいつもの生活が始まっていた。
雨天母
2人とも来てくれたのね。
側室とは。
婚儀をしない、なので2人がこの日だと言えば
その日からになる。
雨天母
まだ、2人は何時にするか決めてないんでしょ?
雨天(うてん)
はい
雨天母
今日にすれば?
烏(からす)
なぜですか?
雨天母
今日は、2人が初めて出会った日だからよ。
それで、プレゼント。
2人の前に。
美しいブレスレットが2つ
雨天母
少しでも、
2人が結ばれて居る、証を作らせたの
ブレスレットをした2人は、庭を歩いて居る。
烏(からす)
何か、変な感じですね。
雨天(うてん)
確かに、
不思議な気持ちだな。
烏は、オレのモノになった。
烏を抱き寄せる
雨天(うてん)
ずっとそばに居てくれ。
烏は、雨天に初めて笑顔を見せ。
雨天を見つめ。
烏(からす)
私は、雨天様だけの物ですよ。
キスをする2人。







終わり

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