第2話

初めまして
16
2021/04/20 09:42
こんにちは、私は中野流寧と言います
私は今、引っ越しています。
パパの都合です。
私は活発では、ないと思います。多分少し静かな子だと思います。自分で言うのも何だけど…
私は笑う事が苦手です。どっちかって言うと笑わない方が楽です。










お母さん
「もうすぐ着くわよ」
流寧
「うん」
ここかぁ〜、やだなぁ〜、、、学校行きたくない…
お母さん
「あっ!!先生居るわね!声掛けてくるね!」
流寧
「はぁ〜い」
…やっぱりやだ、無理だ、、、
お母さん
「流寧、おいで!こっち来て!」
先生
「流寧ちゃん、おいで、ここが教室だよ!」
先生
「あっ、お母さんは1階の会議室で待っててください!」
お母さん
「分かりました!流寧行ってらっしゃい!」
流寧
「行ってきます」
先生
「ここで待っててねぇ!おいでって言ったら来てね!!」
流寧
「はい」
先生
「よし〜!みんなぁ〜!新しいお友達だよ!!」
みんな
「えぇ〜!?誰だぁ〜!!!」
先生「よぉし〜おいでぇ〜!!!」
流寧
「はい」
流寧
「こんにちは、流寧と言います。みんな、よろしくね」
先生
「みんなぁ〜!仲良くしてねぇ!!」
みんな
「よろしくね!!」
キーンーコーンカーンコーンキーンコーンーカーンーコーン
先生
「休み時間だね!はいみんな!行ってらっしゃい!」
みんな
「はーい!」

???
「こ、こんにちは…」


あれ、この子誰だろう?
神崎花
「あっ、ごめんね、、、私は神崎花だよ!」
流寧
「こ、こんにちは」
神崎花
「私、名前はかっこいい感じだけど、性格は…泣き虫なんだ…」
流寧
「そ、そうなんだ、、、」
初めて、話したなぁ〜、私笑うの苦手だけど大丈夫かな…?
流寧
「わっ、私は、流寧って言います」
神崎花
「う、うん!わっ私たち友達にならない!?」
流寧
「う、うん」
神崎花
「よっ、よかったぁ!!(*^^*)」
初めてできた友達、嬉しいな、

幼稚園にいた時、誰も遊んでくれなかった、喋りかけてくれなかった。私が1人だけ静かだったから、私が居ることもわかってなかったよね……
お母さんにだって、「貴方は、大人すぎるのよ、もう少し、子供らしくしなさい!」って、酷かった、理不尽だよ、勉強好きだし、小説も好き、確かに甘えてないかも、でもひどいと思う、、、だから、お母さんは嫌いだ…だって理不尽すぎでしょ?でも、こんな私を受け入れてくれる人がいたんだ…



神崎花
「ど、どうしたの…?」
流寧
「なっ、何でもない……」
神崎花
「そっ、そう…?」






神崎目線






あっれ?あの子見覚えがある気がする…まぁ、いいや
可愛い子だなぁ〜、全然笑ってないけど…
笑ったら可愛いと思うなぁ!
全然元気ないけど…なんか心配…
でも、6年の三学期に来るなんて…
来るにしても、ちょっと遅くない?
家の事情…かなぁ…?
話しかけてみよぉ!
流寧目線




優しい人だなぁ
友達になれてよかった

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