第7話

💉 END 💉

2019/02/09 15:36

その日の放課後、

貴）ふぅ、久しぶりの学校疲れたなぁ

麻）まぁ、そのうち慣れるよ

貴）そうだね！

麻）あ、じゃあ私部活行くね

貴）は〜い！じゃあまた明日ね

麻）バイバ〜イ！

貴）さ、か〜えろ！

孝）ねぇ、

貴）ｯｯ、孝斗さん！
お久しぶりです

孝）ちょっと来て

貴）え、？

少し怒った様子の孝斗は
私の腕を掴むとそのまま無言で
歩き出した

ー屋上ー

貴）ど、どうしたんですか？

孝）いつまでそうしてるの？

貴）え、？

まさか、バレてる. . .？
でもそんなはず、

孝）西片との話聞いてた

貴）ｯｯ！？

うそ、どこから聞いてたのかな、
でもちゃんと確認したのに、

孝）いつから？

貴）え、？

孝）いつから記憶戻ってたの？

貴）孝斗が、来なくなった
前の週. . .

孝）どうして、教えてくれなかったの. . .

貴）それは、

孝）俺、いらない？

貴）ちが、！そんなわけない、！

孝）じゃあどうして、

貴）他に好きな人出来たと思って、

孝）は、？

貴）私より、いい人が
いるんじゃないかなって

孝）俺は、あなたがいいんだよ、

貴）ｯｯ、

孝）元カノに振られた時、
落ち込んでた俺をずっと支えてくれて
気付いたらあなたが好きになってた
だから、告白された時
ほんとに嬉しかったんだよ

貴）うん、私も嬉しかった

孝）あなたはいつも
俺の事考えてくれて俺に色んな物を
見せてくれて、すごい楽しかった

孝）俺は、あなたになにも
出来なくて. . .

貴）ううん、！私、孝斗といて
すごく幸せだったよ

孝）なぁ、あなた

貴）なに、？

孝）不安にさせてごめんな、
もう不安にさせない

孝）今度は俺の番だから
今度は俺があなたを幸せにする
俺が笑顔にするから

貴）孝斗、

孝）この先の人生、俺の隣にいて欲しい
だから、俺と付き合ってください

孝斗、それプロポーズだよ、？
いいの？私なんかで. . .
でも、

貴）私もこの先の人生
孝斗の隣にいたいです、

孝）あなた、

貴）大好きだよ

孝）愛してるよ

きっと、私達の未来はあたたかい光に
包まれてるよね？

大好きだよ、孝斗