あなたside
今2時限目が終わりました ←
はぁ〜、だる
なんか嫌な予感するのよ()
今度は誰だい?
ダッダッダッダッダッ...
いかにも大男かっ!って感じのこの足音
しかもいつもよりなんか音がおっきい
ってことはまぁあのふたりでしょう
ジ「あなた〜!」
慎「あなた〜!」
はい。やっぱり年下ふたり組でした
『なーにー?絵の具セット貸して欲しいって?』
ジ「おぉ〜、よく分かったじゃんDAHAHAHA!!」
『じぇしくんうるさい』←
『で、慎くんはどしたの?』
慎「ジェシーとどっちがあなたの教室に来るのが速いか対決してた」
『それだけ?』
慎「うん、あったりまえじゃん?」
『は?もー嫌い。慎くん』
慎「えぇぇぇぇ、それだけはやめて?ね?あなた?」
『じゃあ今日一緒に遊ぼうね?』
慎「お、おう// いいよ」
ジ「慎太郎ばっかあなたとずるーい」
『じぇしくんはまた今度ね。だから仲良くして?』
(上目遣いで)
ジ「そんなん許すに決まってんだろ...」
『今なんか言った?』
ジ「いや?なにも」
『てか時間ないよ?校舎隣でしょ?』
ジ「あっ、やっべ!」
『はやく高校の校舎行け!』
慎「じゃあね〜」
ジ「Thank you!すぐ返すから!」←返さないやつ
『はいはい』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!