第29話

iKON ジナン編
1,023
2019/03/29 13:26
友情からの恋──────────
You《》
ジナン()
(あなた、俺の事好き?.........。)

なんて言われたのが

ほんの10秒前の出来事














私と彼は昔からの幼なじみだった

いわゆる、腐れ縁?

それに二人ともスキンシップが多い

だからなのか恋人に


間違われる事が多くなかった

でも、付き合ってないのは事実だから

みんなには"ただの友達"と言っていた


でも、友達なんて思ってたのは

自分だけだったみたい












《ジナン、私のどこがダメなんだろう》

(何が?)

《だから、なんで彼氏出来ないのかなって》

こんな変な悩み事も

(ありのままの自分でいればいいんじゃない?)


そう、ジナンは真剣に答えてくれていた




もちろん好きな人が出来た時も

《ジナン、好きな人が出来た!》

(そっか…)

なんてそっけなかったけど


でも、次の日には


《もっと可愛くなってそいつをゲットすれよ》

なんて言ってくれた



私が薄着で寒がっていた時も

(これ使って)


なんて言って自分の上着を


いつも貸してくれていた


そんな優しいジナンが大好きだった
ただの友達としての"好き"だった





でも、心の奥底でジナンの事が


好きだったと思う




もし、ジナンに好きな人が出来たって言われたら

耐えられなかっただろうしね



だから、あんなこと言われた時


すぐには答えられなかった






その日は大学の打ち上げだった


話が盛り上がると同時に


お酒が喉を通っていく


それが何度も続いた


元々、お酒が強い方じゃなかった

私はすぐに酔ってしまった



(あなた、起きて!!)

《もう少しだけ…》


(帰るよ…)



その時、具合が悪かった私は

ジナンにおんぶしてと


子供のように駄々をこねてお願いした


ジナンは呆れた顔をして

(分かったから…)


と言って私を背中に乗せて

家へと歩き出した
 

家の坂を登ると同時に静まる

夜の道


ただ、虫の鳴き声だけが

私達を包んでいた




その時、彼が口に出した



(俺さ、好きな人が出来た)



その言葉を聞いた時

胸が苦しくなった


でも、私には受け入れるしか無かった


《そ、そうなんだ》


そう答えると


足を止め、歩き出すのをやめた


《ジナン?》


(あなたは俺に彼女が出来てもいいの?)


そう聞かれ

《わかんないよ》

曖昧に答えると


(あなたは俺の事好き?)

なんて聞いてきた








私はそれに答えられなかった


だって恋愛をしたって

元には戻れないと知っていたから



別れたらもう一度


友達としてやり直すことが

できないと知っていたから


彼がその返事を聞いて

口にしたのは



(付き合って?)

のたった5文字だった

でも、その言葉がどれだけ


勇気がいる言葉だと知っていた




私が好きだと言ってくれる彼も好き



でも、それより


私の隣にずっといて欲しかった



だからあの時の選択肢は

《はい》

の2文字だけだった──────────




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iKONのジナン編でした!

1ヶ月以上も待たせてすいません!


またどんどん色んなのを書こうと思っているので楽しみにしててください



書いて欲しい人がいたら言ってね!!


日本人でも韓国人でもOKです!

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