翌日になり
携帯画面を開く
もちろんあの3人から
来る訳もなく。
するとピロピロとスマホが鳴った。
神ちゃんは昔からの
幼馴染で。
『今日、あなたに会いたいやつおるんやて』
『俺の友達』
約束の時間になり、
私の友達の1人を連れて
駅のホームで待ち合わせ
《ん?》
《あ、あれだね》
すると『あ、あなた!!』
…
横を見た。
そこには、重岡大毅。
[どうも。]
『こいつが、俺の友達のシゲ、』
『こっちは幼馴染のあなた』
まさか、ここで会うとは。
『ん、りょーかい』
[俺も行ってくるわ]
『はいよー』
《とりあえず待ってよか神ちゃん》
『せやね』
なんで重岡大毅がきた。
とりあえずトイレに入ろうとしたその時
ガシ、手を掴まれる
なにもいわずに
多目的トイレに引きずり込まれる
[久しぶりやなぁ、俺の事、覚えてる?]
[なーんか、電話くれないと思ったら]
[こーゆーことか?]
ペラペラ〜と写真を見せつける
1枚目は、中間さん。
2枚目は望くん。
[こーんなこと、俺以外としてるんや?]
[ほんま、最低やな]
するとまだ何もしてない私の中に
重岡さんのものが入る
[俺で、忘れられないようにしたる]
何度も突き上げられる
痛みと快感で目の前が白くぼやる
[あまり、声出すと、バレんで?]
そして果て、待ち合わせに戻る
神ちゃんの目が怖かった。
続く
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!