そうだ！！無一郎さんに教わったものを！！

今ここで活かすためにやってきた！！

挑発に乗るな、、って

今乗りそうだったじゃん！あぶな！！

僕は怒りを抑えて鬼に向き直す

鬼は意外そうな顔をしてお得意の毒で攻撃してきた

しゅううぅ、、



地面が溶けた、、

かなり強い毒使ってんな、、

.

ああ、、よくしのぶさんに毒打たれたな

その次の日の鍛錬は死にかけで

炭治郎に心配されたなあ、、 


えっと、それで、、なんだっけ、、

毒吐かせてからがチャンス？？

今毒吐いたよね？チャンスじゃん！！

確かさねみさんもこんなことを、、

怖かったなあの人、、いい人だけど、、 

んんでもでも！！

みつりさんは！！

って言ってた！！

まあとりあえず戦えってことだよね！！

そう言って蜘蛛は毒を吐いてきた

ぼけっとしてたせいか避けるのが遅れて

腕に掠ってしまったしかも傷のところに

負けない負けない負けない

でも、、腕が上がらない、、

立てあなた！諦めんな！！

だんっ！！ 



瞬間辺りの地面がひび割れた

僕の周りの木は逆立って倒れそうだ



僕は立った勢いで蜘蛛の足に登る

登って登って蜘蛛の毒を避けては登り

下から来る気配に気が付き大きく地を蹴った

無一郎さんに教わった呼吸で、、！

炭治郎に教わった技で！！！


隙の糸、、狙って！！

ざくんっ




、、無事鬼の首は落ちた

これで切れてなかったら僕は死んでた

危なかった


ちなみに今空中です

落ちてます

受け身受け身っと




だんっ！！

ふいに落ちた鬼の首を見ると

何かが僕の中に流れ込んできた

それは鬼が人間だった頃の記憶だった

とても辛く苦しい日々

鬼になった経緯

全てが自分の事かのように思い出せた


すると自然と涙が出てきた

そして鬼は灰になって消えていった 

あっという間に消えてしまった

、、僕は涙を拭き取って先に進んだ

















腕に染み込んだ毒のことも忘れて















 

episode9 end