救命メンバー全員で話し合った結果1ヶ月、1ヶ月だけ待つことにした。
1ヶ月待って、藍沢の意識が戻らなかったら、延命治療をやめることになった
だが、単純に考えて藍沢が1ヶ月間、生き続けるのかどうかもあいまいな掛けだった、
しかし、その1週間後……
なんと
奇跡が起こったのだ。
藍沢が目を覚ましたのだ。
その言葉を聞いて、白石はすぐにかけだした。
一秒でも速く耕作に会いたい。。。
これしか考えられなかった。
無我夢中で走った。
白石は病室に飛び込んだ
すでに西条、緋山、藤川がいた
藍沢の手には震えが出てしまった。
片手ならまだしも、両手の震えは止まらない。
誰もが絶望していた。
そんな中、白石が言ったのだ、
誰もがハッとした
一度死にかけた男だ、
そんな藍沢が
生きていてくれるなら
それに越したことはない
と
しかし、藍沢の病が治った訳ではない。
余命が1ヶ月であることは変わらないのだ。
このとき、全員が心のなかで誓った
藍沢の人生を最高のものにする
と。。。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。