第23話

私の悩み事。
25
2019/10/07 14:08
私は、みんなが腰を抜かすくらい理数が苦手です。
何度説明されても、全くわからない時は本当にわかりません。
何故?どうして?そんな疑問詞ばかりが頭に浮かんで、全く前に進めない。
理不尽に動いたり、私たちに優しくないことをする問題文。
動く点P、取り出したボールを戻す謎の行為。箱に入れる前に数を数えないという阿呆すぎる行動。理解し難いことばかりを繰り返し、挙句の果てにそれを解けと。横暴にも程がある。
その点、文系は楽。社会は殆ど暗記だし、決まった答えがある。国語に至っては、私はセンスの問題だと思ってるから、問題を読み解く力とか、それを言葉にする力があれば解ける。偶然にも、私にはそれが付いてたからどうにかなる。理科も、調子がいい時は解ける。英語も。
文系では、下手しない限り学年上位に入れる。だけど、数学だけは別。考案したやつ誰だよ余計なことしやがって、とさえ思う始末。
理解不能、再起不可、キャパオーバー、前途多難。浮かんでくるのは絶望のワード。多分、私は一生数学とは友達になれない。いくら手を伸ばしたって、掴んでくれない。だから、伸ばされても私も掴まない。
それが基礎だから、と言うけれども。将来的に、そんな物が役に立つだろうか。今覚えても後々使わない知識など、あるだけ無駄。その知識容量に他の覚えるべき事がどれだけ詰め込めるか。
○○を求めなさい。というけれども。YやXなんて使うけれども、座標はなんですか、なんて問うけれども。
そもそも、問題を提示してくる時点で、そちらがしっかりと情報を書き込むべきなのでは?将来、提案書なんかを提示された時に、欠陥した部分を求めさせることがあるだろうか?提案事項に欠陥部分がある時点で、それはお蔵入り。欠陥した部分を求めることなんて、ましてやそれが数式であることなんて、中々ないはずだと思うけれども。
何故戻す?何故数えない?何故求めない?途中で諦めるなよ、最後まで書けよ・・・。教科書に出てくる、ゆみさんだのたけしさんだのに、何度心の中で愕然としたか。数学が苦手、というか分からないこちらの身にもなってくれ。世の中は余りにも世知辛い。
苦しいな。

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