第4話

第2話
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2020/04/05 13:09


『えー...とつまりどういうことでしょうか?』









「???もう一度言う白鳥沢に来い」





『えっと..とあの..ん??』




「???」





『......。』




ちょっとまって.....
目の前にはあの牛島若利さん




理解が追いつかない!





私はなんでこの人とお話してるの??



『あ..あのっ』




牛「?白鳥沢に来る気になったか?」



『えーと..あの違くて』



牛「???」




実は牛島さんとは初めましてではない
中学の時バレーの全中でお会いしたことがある
でも一対一で話すのは初めてだ





もっとなんというかしっかりしてる人かと思ってたけど意外と天然な一面もある





少し可愛いと思った






『.....理由聞いてもいいですか??』




「ああ..いいだろう。



お前とはまず初対面ではないな。
中学三年のインターハイ俺は白鳥沢に所属していたがその年の全中の女子バレーの大会をみた。その時お前がいた中学強豪の宮崎学園の正セッターとして。お前はあのチームの中でも1番強かった、だからお前に注目していた





そして去年のインターハイ
青葉城西と予選で当たった時お前がいて驚いた。なんでバレーを続けていないユースにも誘われていただろうなぜマネージャーをしている。と思った



でもお前の働きぶりをみて.....納得した。
選手への配慮、鼓舞、記録、サポート全てにおいて優れていた。



すまない、長くなってしまった。
短く言うと選手としてお前にマネージメントされたい。




お前は自身の経験からアドバイスしておりしかも全て的確だった。及川にお前は勿体なさすぎる...強いチームでバレーをしている俺たちを支えてくれないだろうか。」









牛島さんはすごく真剣な顔でそういった




私は嬉しくて嬉しくて涙が零れた




「....?なぜ泣いている」




涙が止まらなかった




誰かにここまで求められること今まで無かったから


















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宮城学園っていうのは勝手に作りました
‎٩(๑>؂<๑)

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