無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

539
2021/09/18

第11話

変な感じ。
enn
enn
はあぁぁぁぁぁ……っ
音羽
音羽
溜め息でか!!
見事に撃沈や……
やってもうたぁ……

唸りながら机に突っ伏した。

さっきの、
あみかちゃんとのやり取りを今思い出してみても、
やっぱり……あれはアタシが悪い。

友達でもない、
よく知りもしないこんな奴に、
あれこれ言われたらそりゃ腹立つよな…
enn
enn
あ″ぁ″─────────
音羽
音羽
何かあったん?昼休みになるなり、
飛び出してったやろ?
enn
enn
それなんやけど……
音羽ぁ……また、やってもうたわ…
音羽
音羽
うん?
いつものように机同士をくっつけて、
目の前に座る音羽は、
食べ終えた弁当箱を片づけながら、
アタシの話に耳を傾けている。

あ…。もう、食べ終わっちゃったんだ。

アタシも鞄の中にお弁当入ってるけど、
食欲ない。
今は食べる気せぇへんわ。

突っ伏した顔を上げながらそんなことを思ってると
音羽が続きを促してくる。
音羽
音羽
やってもうた、て…
enn
enn
いや…、やっぱり、なんでもない。
でも、
音羽に言おうかと思ったけど…
よく考えたら、
あみかちゃんのことを思えば、
あまりベラベラと人に話さへん方がえぇのかなって
音羽
音羽
はぁ!?気になるやんか~!!
何?そこまで言うたなら、言ってや~
enn
enn
内緒。
音羽
音羽
めっちゃ気になるやんけぇ~!!
enn
enn
(笑)
音羽
音羽
でっかい溜め息吐くし、なんや落ち込んでるみたいやし……心配するやろ?
そう言って、
音羽がアタシの頭をポンポンと優しく撫でてくる。
少しだけ眉間に皺を寄せて、
アタシを見つめる目は、
心配そうな眼差しで……
ほんま、
音羽は心配性やなって、思うと同時───────

















































































あみかちゃんの、
さっきの言葉をふと、思い出して、
胸がちくちく刺されるように痛んだ。

当たり前のように隣に……か。





あみかちゃんには、
そんな人が…近くにおらへんのかな……?




…………………って、

あかん。
あかん。あかん。あかん!!
また、いらん心配してしまった。
もうこれ以上、首を突っ込まないようにせぇへんと
アタシがとやかく言うことやないんやって。
うん。
変に干渉して、
あみかちゃんを傷つけたばっかりやろ?


気にしたら、あかん。


もう、……気にしないようにしよう。
それがいい。
そう、自分の中で決め込んでみたけど、
それでもやっぱりモヤモヤする。
変な、感じ。
でも、
その気持ちを無理矢理知らないふりをする。

気を紛らすために授業に集中しようとしたけど、
案の定、
午後の授業は全く頭に入ってこぉへんかった…

enn
enn
つ、疲れた………


やっと、終わったわ……
授業と雑念との死闘やった……
長い戦いやったなぁ……

やっと、帰りのHRまで終わり、
机にだらりと上半身を預けて午後の授業を振り返る
頭に全く授業の内容が入ってない辺り、

勝者は……雑念~っ!!ふぅ~っ♪

…………あかーん。頭使いすぎておかしなってるわ。
こたつ
こたつ
ennちゃん?
そんな疲れてどないしたん?(笑)
enn
enn
あ、こっちゃん……
こたつ
こたつ
え。そんな頑張って勉強したん?
enn
enn
ま、まぁね…
勉強してへんけど。

てか、何でこっちゃん………
あ。
せや。
この後、こっちゃんと買い物に行くんやった!
enn
enn
ごめん!急いで準備するな?
こたつ
こたつ
えぇよ。ゆっくりで。
そう言いながら、
帰って無人になっていた前の席の椅子に座り、
慌てて帰りの準備をするアタシをニコニコと見つめてくるこっちゃん。
enn
enn
なに?(笑)えらい上機嫌やな?
こたつ
こたつ
うん。やって、ennちゃんと、
放課後デートやん?
enn
enn
放課後デート?(笑)ただの買い物やん
テキトーに鞄に詰め込んで、
帰りの準備を終わらせて椅子から立ち上がると、
こっちゃんも椅子から立ち上がって、
アタシの隣に並んだ。

……………変な感じ。

いつも右隣にいる音羽の場所に、
こっちゃんがおる。
こっちゃんを見上げると、
目がバチっとあって、
女の子が好きそうな優しい爽やかな笑顔を返された

うん。これは、モテるな。
こたつ
こたつ
行こかー?
enn
enn
うん。
女子生徒
女子生徒
え、なになに!?今からデート?(笑)
enn
enn
は!?違っ
こたつ
こたつ
せやねん♪
enn
enn
ちょ、こっちゃん?//
話しかけてきたクラスメイトにそう言って、
肩を抱き寄せてくるこっちゃん。
そんなことしたら、
勘違いされんで?
そう言おうにも、
周りの女の子達がなんや、キャーキャー盛り上がってしまって口を挟むタイミングを逃してしまった。
女子生徒
女子生徒
仲えぇよな~2人って。
こたつ
こたつ
3年間同じクラスやしな~
女子生徒
女子生徒
ほんま、お似合いやで?
はよ、付き合ったらえぇやん。(笑)
でた。
“お似合い”
また、それか。
お似合いって…

こういうノリ…アタシ苦手やな……
こたつ
こたつ
やって?どーする?(笑)
enn
enn
へっ!?どーするって、そんなん
付き合うとか…
あり得へん。って言おうとしたら…
いきなり腕を掴まれて、
ビックリして言葉が引っ込んでった。
enn
enn
お、音羽!?
音羽
音羽
ちょ~っとゴメンなぁ?
ennちゃん借りるで。
腕を掴んだのは音羽で。
そのまま腕を引かれて、
集まるクラスメイトの輪から抜け出した。
enn
enn
ちょ、音羽?どーし……
どうしたん?……の言葉は最後まで言えず、
振り返った音羽が、
グッと近づいてきて、
耳に、
音羽の唇があたるか、あたらへんかの距離で…
音羽
音羽
なんかあったらすぐ連絡するんやで?
って。

耳元で囁くように言われた声が、
言葉が、
脳に直接響いてくる感覚に、
身体が震えて、
熱湯のようなものが一気に胸に突き上がってくる。
enn
enn
~っ!!//////
身体がカッカして、熱くなって、
音羽を見上げると、
音羽はふっ…と笑みを浮かべて、
アタシの腕を掴むその手を離した。
enn
enn
な、“なんか”って…何よ!?///
音羽
音羽
そのままの意味。ほら、はょ行きや
こたつが待ってんで。
enn
enn
う、うん…?
肩をトン…と軽く押されて、
意思とは関係なく足が1歩、前に出る。
こたつ
こたつ
……………………。
音羽
音羽
……………………。
そのままこっちゃんの元に歩いていく。

なんやったんやろ…
なんか、変な感じやな…
まだカッカしてるし。
熱かな?
風邪でも引いたんかな?
夏風邪?
こたつ
こたつ
ほな、行こか?ennちゃん。
enn
enn
うん。あ、音羽!部活頑張ってな~!
音羽
音羽
あいよ~
廊下に出て、
アタシらとは反対側に歩いて行く音羽の背中に声をかけると、音羽は振り返らず、手をひらひら上げて
歩いていった。
























女子生徒
女子生徒
ennちゃん……えぇなぁ……
女子生徒
女子生徒
ほんま、それ。代わって欲しいわ……


































🌈いや、アタシが代わって欲しいわ…
 音こた、バチバチですなぁ(*´▽`*)
 そんな中、ennちゃんはド天然炸裂w