今日もあの男が出掛けた後,虚な目で外を眺めるあなた
そんな時だった,外から
ドゴゴゴッと激しい衝撃音がした
タッタッタッ,誰かの走ってくる音
誰!?
珍しく息を切らして
抱きついてくる太宰,相当焦ってたのだろう
太宰は下着姿だったあなたに
自分の外套を着せ抱えて建物から出た
《 探偵社 》
あなたが帰ってくると一気に探偵社が明るくなった
鏡花は少し涙ぐんでいるようだ
国木田は罪悪感に押し潰されそうな顔をしていた
其の笑顔は誰もが嘘だと分かるくらいに崩れていた
ふわっと優しい太宰の香りが近づくと共に
安心する人の体温が肌に伝わる
太宰は優しくあなたの頭を撫でながら,
それに続いて探偵社の皆がおかえり。おかえり。
と,何度もあなたを呼ぶ
探偵社,皆の暖かさで安心し,
太宰の腕の中で眠ってしまった
次に目を覚ますと,知ってる家の天井
よかった,昨日の事夢じゃ無かった。
太宰はあなたの足や腕,首などに付いている痣,
ロープの後,首輪の後を見ている
あなたが腕を出すと太宰は自分と同じように
腕,首,更に脚にまで包帯を巻いた
太宰は愛おしそうにあなたを眺める
太宰がご飯を作りにキッチンに向かう途中
あなたがぼそりと,
あなたさんとからの告白,
動揺してる太宰さん。次回どうなるのか,,
☆,♡ありがとうございます!
コメントが最近増えてきてモチベが爆上がりです,
ほんとにありがとうございます!
あと,2、3話で終わりそうですね。
番外編リクエストお待ちしております!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!