第3話

記憶喪失(ふぉいside)②
502
2020/05/05 01:19
会議室に入り俺と社長は医者と向き合うようにして座った。
医師
彼女さんのご様態ですが…
ふぉい
ふぉい
はい
医師
一命は取り留めました。
ふぉい
ふぉい
良かった…
医師
だけど出血量が多くまだ
危険な状態です。
ふぉい
ふぉい
そうですか…
医師
意識が戻られるまでは
ICUに入ることになります。
ふぉい
ふぉい
分かりました。
よろしくお願いします
俺はこの先どうなるのか不安しかなかった。

話が終わり俺と社長はみんなの元へ戻った。
まる
まる
ふぉい!
脇
なんだって?
ふぉい
ふぉい
…っ
俺はさっきの医者の言葉を思い出し何も言えなくなってしまった。
銀太
銀太
ふぉい。みんなついとーけん
大丈夫ばい
ふぉい
ふぉい
うん
社長
社長
俺が代わりに言おうか?
ふぉい
ふぉい
お願いします
俺達は待合室?の椅子に腰を下ろした。
社長
社長
なんとか一命は取り留めたらしい
まる
まる
良かった~ε-(´∀`;)ホッ
社長
社長
だけど出血が多かったけん
まだ油断は出来んって
脇
そっか…
銀太
銀太
意識が戻ったら俺らが
支えてあげよ
社長
社長
もちろんそのつもりよ
まる
まる
あなたなら大丈夫だよ。
ふぉい、俺らは側に居るけん
ふぉい
ふぉい
みんなありがとう
社長
社長
ふぉい。辛かったら泣けばいい。
無理はすんなよ
ふぉい
ふぉい
はい…
俺達はあなたが治るまで活動を休止することにし毎日、病院へ通った。

この先、俺らにはもっと過酷な運命が待ち受けてるとは思いもしなかった…。

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