第4話

記憶喪失(ふぉいside)③
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2020/05/09 14:52
あなたが事故にあってから1週間経っていた。

いつも通り病院へ行きあなたの居るICUに着くと中から看護師さんが出てきた。
看護師
あなたさん目覚ましましたよ
ふぉい
ふぉい
ほんとっすか…?
看護師
今、検査中ですので
しばらくお待ちください
ふぉい
ふぉい
はい
看護師さんは再び中に戻って行った。
社長
社長
ふぉい良かったな!
ふぉい
ふぉい
はいっ!😢
あなたは個室へ移動することになった。少しして中から先生に声をかけられた。
医師
どうぞお入りください
そう言われ中に入りあなたに声をかけた。
ふぉい
ふぉい
あなた😢
まる
まる
あなた😭
脇
大丈夫?
銀太
銀太
調子はどうだHey!Hey!
社長
社長
あなた…
あなたは俺らの事を不思議そうに見た。
あなた

あの…皆さんは?

俺はあなたが何を言ってるのか分からなかった。
俺達の事を分からないはずがないのに…。
ふぉい
ふぉい
え…?
まる
まる
あなた俺らの事、
分かるやろ?
あなた

???

あなたの反応に俺らは驚きを隠せなかった。
脇
脇だよ!
銀太
銀太
銀太
社長
社長
DJ社長
ふぉい
ふぉい
絃歩
まる
まる
まる
俺達は名前を教えたがそれでも分からないみたいだった。
あなた

ごめんなさい…

ふぉい
ふぉい
あなた…
社長
社長
先生どういうことっすか?
医師
多分、事故による記憶喪失かと
記憶喪失とか何言ってんだよって思った。
脇
治るんですよね?!
医師
それは分かりません。
皆さん次第です。色んな話したり
思い出の場所を巡ったりすれば戻る可能性は
高いです。
まる
まる
分かりました
みんな悲しそうにしていたが記憶がなくても俺は側で支え続ける。一緒に記憶を取り戻すと心の中で誓った。
ふぉい
ふぉい
あなた
あなた

は…はい

俺が名前を呼ぶとあなたは驚いたように返事をした。
一気に距離が遠くなったように感じるな…。
銀太
銀太
俺ら協力するけん、頑張って
記憶戻せるといいな
あなた

はい

社長
社長
ゆっくりでいいけんね
あなた

ごめんなさい

脇
え?
あなた

皆さんは私のこと知ってるのに
私は何も覚えてない…。
本当にごめんなさい

あなたは悲しそうに謝っていた。
まる
まる
あなた…
謝らんくってよかよ
ふぉい
ふぉい
大丈夫。俺らがおるけん
あなた

ありがとうございます

俺は絶対あなたの事を守る。
どんなに辛くても一緒に乗り越えてあげようと決めた。

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