第8話

出会い
美羽
美羽
あ~暇~.....


私は部屋で1人、そう言いながらベッドに飛び込んだ。



あずささんにああ言われて部屋に来ちゃったけど、こんなことになるならリビングにいればよかったな....




美羽
美羽
.........


私はさっきあずささんと交わしたばかりの会話を思い出す。


スターチスの花言葉、素敵だったな.....



あずささんはスターチスを持ってきたのには花言葉に少し関係してるって言ってたけどな~





分かんないや......






そう考えているうちに、私は眠ってしまった。











入原あずさ
入原あずさ
......うちゃ~ん!美羽ちゃ~ん!
美羽
美羽
........!


私はあずささんが私を呼ぶ声で目を覚ました。




家の中は、良い匂いが漂っている。




6時......

夜ご飯の時間か......




そう思って私はまだ眠い目を擦りながら、下に降りていった。







リビングには、お母さんとあずささんが食卓の準備をしていた。


お父さんはまだ帰ってないっぽい。





入原あずさ
入原あずさ
あら美羽ちゃん
おはよう


ニッコリ笑ってあずささんはそう言った。


お母さん
お母さん
おはよう美羽
もうご飯、出来てるよ
美羽
美羽
.....うん
入原あずさ
入原あずさ
それじゃあ食べましょう


私たち3人は、手を合わせて夜ご飯を食べた。






しばらくして、あずささんがこんなことを言った。




入原あずさ
入原あずさ
そういえば、お母様とお父様の出会いっていつなんですか?
お母さん
お母さん
え...?
入原あずさ
入原あずさ
あ、いや..
聞いたことないからちょっと気になって
お母さん
お母さん
ああ~
お母さん
お母さん
じゃあ、少し話しましょうか













そう言ってお母さんは、昔の記憶を思い出すように、ゆっくりゆっくりと話していった______