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2021/04/18

第1話

Prologue
「ねぇ、本当にやるの…?」
電話越しにそう聞こえた
『うん』
『噂が本当か確かめたいし』
「だって、噂が本当だったらあなた消えちゃうんだよ?」
消えたところでどうだっていい
「そんなの私、嫌だよ…」
『…ごめん』
『沙羅の気持ちには答えられない』
神社の階段を登りながらそう返す
「ッあなたは!」
「そうやって私の思いを踏み躙るの?!」
『うん』
「ハハッ…そっかあなたってそういう性格だったわ」
『さらっとディスってね?』
「イヤ?」
『おい』
そう言ったところで神社の階段を登りきった
『沙羅』
「…これでお別れか」
「あなた、今までありがとう」
「また、いつか…いつか必ず会おうね」
プツッ
その言葉を最後に通話は途切れてしまった
『さよならくらい私からも言わせてよ』
そう言いながら神社の前まで歩く
この世界とももうお別れだ
         『私を生贄に』