第29話

20。やっと、通じた…
893
2019/01/26 10:34

お待たせしましたっ!!!
テストも終わったので、投稿します!


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ガチャっと寝室から出て、




ため息を1つ。
あなた
はぁ…
どしよ…眠くなってきちゃった…





ソファに座ってる間に、


いつのまにか目を閉じてしまっていた。




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何かふわっとした感覚がして、

目を開けると、




シルクが私にタオルケットをかけてくれていた、みたい




あなた
シ、ルク?
シルク
シルク
あ、、、起こしちまったか…
あなた
う…ん…
シルク
シルク
人のこと言えないけど、風邪引くぞ。
あなた
ほんと、人のこと言えないよ笑










一瞬シーンとなった空気は、

すぐにシルクが壊した。




シルク
シルク
なぁ
あなた
…ん?
シルク
シルク
ひとつ提案があるんだ
あなた
提案?
シルク
シルク
もうすぐ俺はこのマンションを出ようと思ってる。まぁ契約とか、他にも理由はあるけど、そういう感じで。
あなた
うん
シルク
シルク
それで
シルク
シルク
その、、新居が決まってるんだけど、
シルク
シルク
あなたはどうする?
あなた
え?どうするって
シルク
シルク
俺はあなた本人じゃないから、なんとも言えなかったんだけど、モトキとかだほが「1人にさせるのは」って…心配してたんだよ
シルク
シルク
ほら、2日ぐらい前になった、フラッシュバック的な…やつ。
シルク
シルク
…その、
新居に一緒に住まないかって…
あなた
…あぁ
フラッシュ、バック…ね





言葉が一瞬詰まったが、


この間のようにパニックを起こすまでにはならなかった。


よ、よかった……













少し間を開けて、


返答した。









あなた
私は
あなた
い、いなくなりたい……
シルク
シルク
え?
あなた
みんなと一緒にいると
あなた
迷惑かけちゃうから
シルク
シルク
また、「迷惑」かよ…
あなた
諒…あ〜シルクはさ、そう思ってないかもだけど…
あなた
シルクはYouTuber。私はその友達。ただの友達ってだけなの
シルク
シルク
…ほんとお前って
気づかねぇよな
あなた
なにを?
シルク
シルク
だから
シルク
シルク
『ただの友達』を
一緒に住もうだなんて、誘わないっつーの。








ドキッ………













あなた
りょ、う…くん?
シルク
シルク
あと、
ソファに寝転がる私の視界は


私に覆い被さる諒くんしかなくなった。




シルク
シルク
俺は、諒くんじゃなくてシルクって呼んでって言ったじゃん





私を見つめて真剣に言う君。






自分の顔が赤くなるのがわかる。





でも、何故か見つめてしまう私。




2人でしばらく見つめあって、



彼が口を開く。




シルク
シルク
俺は





























.

























シルク
シルク
お前が…あなたが好きだ










…え?









今シルク…














好き…って、言った?








私のこと、、好きって言った?








あなた
わわ、私は…その…





言え…私




今しかない………!!


































シルク
シルク
なんで泣いてんの…
あなた
だって…
あなた
私もシルクのこと好きだもん…
シルク
シルク
…お前、まじかよ
あなた
まじだよ…?
シルク
シルク
わかったから泣くなって…
あなた
ごめ…ん、、嬉しくて…勝手に
あなた
あの、なんか、その
あなた
よろしくお願い…します
シルク
シルク
こちらこそ。
シルク
シルク
よろしくな、あなた。










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マンションに入るのって、、



女の子………?







































このとき、私の存在を

疑われ始めているのを

























私たちは知るはずもなく、




しあわせな時を過ごしていた。






























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