目が覚めた。
ありゃ、私、家にいる…
ガバッと起き上がると、
となりにはシルクが寝てた。
待て待て待て待て。
私の部屋ですけど。。。??
待つんだ私。
家に帰ってきた記憶がないぞ。
ということは…
彼を起こさないように、小さく呟いた。
ん?
今日って、、クリスマス、だよね?
また小さく呟いて私は、
思い切って—————————————
チュッ…
頬にキスをした。
直後に寝返りを打ったことに
私がすごく焦ったのは内緒…ね?
————————————————————
俺が気づかないわけないでしょ…っての。
大体、ガバッて起き上がったあたりから音立てすぎだし。。
まぁ、あなたのキスに気づいて寝返り打ったってのは内緒…な?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!