第56話

34。YouTube生放送
473
2019/12/15 05:48
シルク
シルク
…よし
モトキ
モトキ
準備はいい?
あなた
…うぅあやっぱり怖い、、
シルク
シルク
大丈夫、俺らがいる。
何があってもあなたをみんなで守るから。
あなた
うん……








私たちはいま、YouTube生放送をしようとしている。



目的は、「私の存在をファンであるウオタミさんや視聴者さんに伝えるため」だ。




これはFischer’sとして出した答えだった。








☆.。.:*☆                         ☆.。.:*☆





ほんの少し前、

私とシルクと、マサイ、モトキ、ンダホ、ぺけたん、の5人で集まって話し合いをした。


シルク
シルク
…あなたのことを、みんなに言おうと思う。
あなた
ぺけたん
シルクは本当にそれで後悔しない?
ンダホ
そだよ、あなたちゃんが傷つく可能性もあるわけじゃん、、?
シルク
シルク
あぁ、まぁ、それは正直怖い。
けど、隠し続けることで後ろめたさを感じるときがくると思う。
シルク
シルク
これから先、目撃情報とかが勝手に流れちゃったとして、「隣にいるの誰?!」って騒動になるのは、
シルク
シルク
視聴者さんたちを騙してる気がすると思う。
モトキ
モトキ
シルクがそう決めたなら、俺はそれを後押ししてあげようと思うよ
マサイ
モトキと同じく。
ぺけたん
俺も
シルク
シルク
ありがとう、、
あなた
…私も
シルク
シルク
おう
ンダホ
なら、今から生放送しますか?
シルク
シルク
そうしたい
モトキ
モトキ
じゃあ、準備しよっか



。o.゚。*・♡ ♡・*。゚o。















大丈夫、みんながいるから。







そう信じて、生放送の開始ボタンを押した。





























シルク
シルク
はいっ、どうもFischer’sのシルクと
ンダホ
ンダホと!
マサイ
マァアアアアサイっ
モトキ
モトキ
モトキでーす
ンダホ
…あえ、もう既に2000人きてるよ!
モトキ
モトキ
すごぉ、え、やばぁ、
シルク
シルク
語彙失ってるよww
全員
wwwww



『突然の生放送!?なんだなんだ!!』


『間に合ったー!セーフ!』


『なんかの報告かな??』


『生放送企画ー?』








とめどなく流れるコメントに私は緊張していた。



これが敵に変わるのかもしれない。


こわい、


……










……大丈夫、みんないる。






シルク
シルク
えーっと、
シルク
シルク
突然のね、あーの、生放送で結構「なんだなんだ」ってなってるんですけど、も、


『え、なんか重大なこと?』


『発表系……かな?』





シルク
シルク
皆さんに伝えなければいけないことが、あります。
モトキ
モトキ
うん
シルク
シルク
えー、
シルク
シルク
わたくし、シルクにはですね、












シルク
シルク
お付き合いしている方が、います。























『うっそ……』


『ええええええええええシルクううぅぅ!!?!』



『うぉ、、まじか』



『え嘘やろちゃんと恋愛してて勝手だけど安心してるw』


『ええええ!なんじゃって!!?』







みんな驚いてる、よ。


…私の存在に、





















『幸せになれよー!?シルクー!!』


『おめおめおめ!』






ンダホ
あ、みんなコメントありがとう(^ ^)
モトキ
モトキ
みんなの見てるよ〜
シルク
シルク
コメントありがとうございます、
シルク
シルク
えっと、今は動画に出るとか、そういう予定は無いです、けど、
シルク
シルク
映り込むーとか、声とかは、あったりするかもしれないし、
シルク
シルク
街中で声かけていただけるとかに一緒にいたり、っていうのはあると、思います。
モトキ
モトキ
そこらへんに理解してくれたら、ね?
シルク
シルク
そう、だね。





……



































。o.゚。*・♡ ♡・*。゚o。











シルク
シルク
ふぅ……






そうして、生放送を終えた。

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