第3話

2。君との再会
1,575
2018/09/10 08:08
シルク
シルク
あ!返信きた!






その一言でみんなが俺の携帯に集まる。
全員
(๑ŎωŎ๑)じー
??
むむむ、疑ってるみたいだね?笑まぁしょうがないかぁー。これみて信じてーm(_ _)m










そこに添付されていたのは














俺たちFischer’sとあなたがあの思い出の土手で撮った数年前の写真だった。














もしかしてこのメールの正体は









本当にあなたなのかもしれない。










いや、









絶対に彼女だ。
??
それで、合言葉?は
『魚軍団』?だっけ…ちょっと忘れちゃった…

誕生日は、7/2だよ。



これで、信じてもらえたかな。
全員
シルク
シルク
これ…迷惑メールなんかじゃない






ゆっくりと状況を理解する














モトキ
モトキ
じゃあさ、本人だってわかったんだし、

電話番号とか聞いちゃえよー
ンダホ
そーだそーだ
シルク
シルク
そー、するか















タタタタと文字を打つ。














「ほんとにあなたなんだな笑笑
電話番号、教えてもらっていい?せっかくならこれからまた連絡とりたいし」
シルク
シルク
送信…っと。
————————————————————





私が諒くんとメールとかでやり取りするようになってから、彼はシルクロードという名前でYouTubeをやっていることを知った。

チャンネル登録者数…500万人って聞いたときは流石にびっくりした。






それから少し経って、

電話番号を交換して、約束して、会うことになった。

場所は向こうが指定してきたんだよね。

なんか住所みたいなの送ってきてさ。






あなた
こ、こ…?かな。
??
あ!あなた!





はて、


と後ろを振り向くと

小走りでこっちに向かって走ってきた。


私も思いっきり腕を振って、



合図する。




あなた
諒くん久しぶり!!
シルク
シルク
しー!
その名前は家に入ってからにして!
あなた
え?いいじゃんかー
あなた
それで?
ここは誰かの家なの?
シルク
シルク
おう、俺ん家とマサイん家がある。





まぁまぁと、


諒くんは私の背中を押して、






私たちはそのマンションの中に入っていった。

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