第45話

27。すれちがい
708
2019/03/13 14:37
あなた
なんでそういう風に言うの!!
あなた
なんでそうやって言われなくちゃいけないの!!!!
ンダホ
落ち着いてあなたちゃん…😥
あなた
落ち着けるわけ…!
シルク
シルク
お前が悪いだろ…!
あなた
私は別にそんな、怒られるようなことしてない!






私の帰りが遅かったことが始まりだった。







数分前…




シルク
シルク
こんな遅くまで何してた…?
あなた
えっ、と
あなた
彩音を送ってたの
シルク
シルク
彩音…?誰だ?そいつ
あなた
高校のときの仲良くしてくれてた友達…!!!
シルク
シルク
ふーん、あっそ。
あなた
なんで怒ってんの、
シルク
シルク
帰るのが遅すぎたからなぁ
あなた
しょうがないじゃん!
シルク
シルク
じゃあその彩音って子のこと、送らなきゃ良かったじゃん



そして冒頭に繋がります。


あなた
そんな言い方しなくていいじゃん!!
ンダホ
シルク、、なんでそんな、
シルク
シルク
俺はもう知らないからな!
そういうと、バタバタと家を出て行った。


あなた
どこ行くの…
だいたい0時ぐらいかな。いま。


いくら春が近づいてきたとはいえ、今夜は肌寒くなるって、

天気予報で、、見たけど、、、
あなた
今日、寒くなるって、言ってたのに…
ンダホ
まぁ、マサイの家に行くんだろうからそんな心配しなくていいんじゃないかな、
モトキ
モトキ
一応、マサイに一言LINEしとくわ
あなた
ありがと、もっきゅん……
モトキ
モトキ
いえいえ、これでも前はあなたのこと好きだった身だからね笑笑


ぽんっと私の頭に手を置くもっきゅん。

なんだか恥ずかしくて、、、その、、///
ンダホ
顔真っ赤だよw
あなた
……もっきゅんのせいですw
少し場が和んだ


けど、それはすぐにもっきゅんの言葉で打ち壊された。




モトキ
モトキ
マサイが「俺ん家来てないよ」
って…
ンダホ
え?
あなた
嘘でしょ?
モトキ
モトキ
いや、、ほら、、
そう言って、トーク画面を見せてくれたもっきゅん。


たしかに、マサイから
「来てないよ」の文字が。












モトキ
モトキ
ちょ、どこ行くの!?


わからない、

勝手に体が動いてた。


あなた
探してくる!!!!
ンダホ
夜中だよ!?危ないよ!!??
あなた
それでも行く!!



そう言って私は


夜の闇に足を踏み出した————

プリ小説オーディオドラマ