第13話

9。へんな自分
1,243
2018/10/01 06:03
あなた
待って…
モトキ
モトキ
どうしt…!?





あなたちゃんの足からは、少し血が流れていた。


それに、足に砂が付いて汚れてる。


あなた
ひっ!?
モトキ
モトキ
無理しないで!
とりあえず、水場行って足洗おう?軽い消毒みたいな。
あなた
うん…ごめん…




俺はすぐにLINEでみんなに言った。



《LINE》

モ)あなたちゃん怪我してるから
公園で水で少し洗ってから、
帰るから、時間かかるかも!!


ン)じゃあンダホ号でお迎えに行こうか?

モ)それは助かるかも!

ン)りょうかーい。じゃあ迎えに出るね。






だほが車で来てくれるのはありがたすぎる。


あなたちゃんがあまり痛い思いをせずに家まで行けるし、







































…2人きりで歩かなくて良かった。









だってそんなの、心臓もたないもん。

今だってドキドキしてる。








あなたちゃん————————





君は…

気づいてない…の?




あなた
ちょ、、もっきゅん…







中学の頃の名残で、


「もっきゅん」って読んできて、


毎回ドキドキする。






こんな俺っておかしいのかな…
あなた
もっきゅんてば!!
モトキ
モトキ
あ、ごめん…

そこの水場まで行こう
あなた
うん。
モトキ
モトキ
大丈夫?じゃないよね笑
あなた
まあね笑
でもこの歳になってこれぐらいはねぇ…大丈夫ですって。
モトキ
モトキ
じゃあゆっくりでいいから。
モトキ
モトキ
無理だけはしないで?
あなた
うん…


















ジャーッと水を出して、


少しづつ足を洗っていく。






このすり傷たちをみた俺は、



本当に必死になってたんだと感じた。




あなた
…ごめんね
モトキ
モトキ
え?
あなた
突然来て、こんな風な目に合わせて、
あなた
なんかもう…
ほんとに…
涙ぐむ君。




俺の頭の中には、



さっき問い詰められていたあなたちゃんの姿が



思い浮かべられた。









あんな思いをさせたくないって、


自分を責めてたのに。


なんでまた、


俺は泣かせてしまったの?



モトキ
モトキ
そんなことないから。
モトキ
モトキ
自分を責めすぎだよ?
そういうところ昔から変わってないね。
あなた
だって…
モトキ
モトキ
さっきも言ったけど、
1人で抱え込まないで。
あなた
でも…
モトキ
モトキ
あなたちゃんの話聞いて迷惑って思っちゃうような、
俺たちはそんな仲じゃないでしょ?
あなた
もっきゅん…
モトキ
モトキ
…よし!
足もとりあえず洗ったし、とりあえずサンダル履いて、
あなた
ひっ…!
よろけた君。



俺だって咄嗟に手ぐらいでるよ。
あなた
ごめ…ん。
モトキ
モトキ
ううん。大丈夫?
あなた
うん、ちょっと染みただけ。
モトキ
モトキ
ならよかった。







だほよ、早く来てくれ…



もう心臓がもたない。


そう思ったら、


ちょうど来た。笑



モトキ
モトキ
あれ、だほの車だから。
大丈夫?行ける?
あなた
もちろん!任せてよね!









モトキ
モトキ
ありがと〜だほー
ンダホ
いえいえ〜
あなた
の、乗ります。
ンダホ
良いよそんなかしこまらなくて笑
あなた
じゃあお言葉に甘えて…
ンダホ
はいはい〜
モトキ
モトキ
俺も乗ったよ!
ンダホ
了解!!じゃあ出発するよー!
モトキ
モトキ
はーい









ぶうううん……

















車の中で発した言葉が、


俺らに影響を及ぼすとは、







まだ、知らなかった。









————————————————————





おはこんにちばんわ。

作者のりんりんです。



長い間待たせてしまい、申し訳ありませんでした。

毎日投稿…これからできなくなる可能性が…


高いのです。


すみませんm(__)m




投稿できるときはちゃんとするので、



何度もすみませんが、


気長に待っていてくれると、嬉しいです😊


それでは、次回をお楽しみに。


りんりん🐟

プリ小説オーディオドラマ