第11話

#8.5
98
2021/02/16 05:50
葉月
……話、変えてもいい?
二人だけの空間となった縁側に冷たい空気がしばらく流れていた。

私が何も答えなかったからだろう。

そして、葉月さん側からそのような質問が出た。
羽音
なんですか?
葉月
…羽音ちゃんは、普通にこだわっているよねぇ。
羽音
まあ……そうですね。
葉月
何かあったの?
羽音
……なんで、言わないといけないの?
思わず葉月さんに私はそう言ってしまった。
葉月
聞きたいなーって。
葉月
カウンセラーって言う職業も気になっているから、そのために経験を積むというか…人の話を聞くのって楽しいんだ。
葉月
私は、自分の話を聞いてもらえなかったから、その分、聞くことの楽しさを学べた。
葉月
だから、教えて。
葉月さんはキラキラとした目で私を見てくる。
羽音
はぁ。分かりましたよ。
自分でも簡単に話してしまうななどと思いながらも私は話し始める。

















羽音
これは私が小学四年生の時の話です。




























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作者(惟華)
作者(惟華)
本当すみません、今回、超短いです。
作者(惟華)
作者(惟華)
でも、次回は多めの文章量なので……!
作者(惟華)
作者(惟華)
よろしゅうお願いします。

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