第52話

_ 懲 り な い
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2018/07/25 07:23

「 オッパ 、わたしトイレ寄ってくね 」

JH 「 大丈夫?待ってようか 」

「 んーん!大丈夫!すぐだから! 」

JN 「 で 、でも 何かあったら 」

「 ふふ 、大丈夫だよ?スマホ持ってるし何かあったらすぐ連絡するから 」



リハーサルを終えて楽屋に帰る道 。

トイレに行きたくてオッパ達に声をかけると 、心配性なオッパ達は待ってるって言ってくれたけど 、少しでも休んで欲しくて先に楽屋に戻ってもらった 。


用を足してトイレを出ようとすると



『 こんにちわ 』

『 また会えたねあなたちゃん 』



前から執拗に絡んでくる例のナムジャグループ 。



「 .. な 、なんですか .. 」

『 今日はお兄さんたちいないんだ~ (笑) 』

『 この前あなたちゃんのお兄さんには随分恥をかかされたからね 、償ってもらおうと思って (笑) 』


「 ちょ 、やめてください .. ! 」



ニタニタと気味が悪い笑みを浮かべながらわたしに近寄ってくると腕を引っ張られてどこかへ連れていこうとする 。

もちろん男の力に勝てるわけもなく 、そのまま人気の少ない部屋に連れてこられた 。



『 俺らと楽しいことしようよあなたちゃん 』

「 .. 意味がわからないです 」

『 どうせあなたちゃんはあいつらとたくさんヤってんでしょ ? (笑) 』

『 男7人の中に女1人だもんな 、(笑) 』



ナムジャグループの1人に押し倒され 、両手を頭の上に括られて身動きが取れない 。

片手はもう衣装の中にあって 、首筋に顔を埋めて舌が這う感覚が気持ち悪くて生理的な涙が出てくる 。



「 .. や 、やめ .. っ! 」

『 チッ 、あーもう黙れよ 、』

「 やだ .. 」



きっとかなりイライラしてる目の前の人はカチャカチャとベルトを外そうとしていた 。

恐怖心で全く身体が動かなくて 、このまま汚されることを覚悟していると 、突然部屋のドアが開いた 。



「 .. は 、てめえ 、何してんだよ 」

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