私には友達がいる
よくネットやアニメのことについて語り合える仲だ
そんな友にも腐女子ということは隠している
ただ実際、あそこまでそういう物に溶け込んでいる友達が
BLを知らないなんて考えられなかった
翌日、私は勇気を振り絞って友達に聞いてみたのだ
「ねぇ…BLって好き?」
友「大…好き」
「キェェェェェ(☝ ՞ਊ ՞)☝ェェエエエ」
友「キェェェェェ(☝ ՞ਊ ՞)☝ェェエエエ」
「じゃあさ じゃあさ!(アニメの名前)の(登場人物)と(登場人物)の組み合わせ言わない?!」
友「いいよ!せーのでいくよ?せーの!」
私「○×△」
友「△×○」
…
その後少しの沈黙が流れ、結局はどっちの組み合わせもいけるようになったとさ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。