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第6話

水溜りボンド / カンタ 3
319
2019/05/26 00:51
カンタ
あなた?
貴方
え、あ、何でもないです!
私は緊張して止まっていたみたいだった。

カンタさんは不思議そうにお菓子を食べながら私を見つめる。
カンタ
面白いね笑
カンタさんはいつも見る元気な笑顔で笑った。
貴方
そうですか?
カンタ
本当にあなたがアシスタントに来てくれて凄い嬉しいよ。ありがとう
貴方
い、いえ!私も水溜りボンドさんのお手伝い出来て嬉しいです!
私はカンタさんの目を見てそう言った。
カンタ
なんか…照れるな、笑
カンタさんは照れくさそうに私から目を逸らした。
貴方
本当の事ですから!
カンタ
ありがとう笑
カンタさんは私の頭を撫でて微笑んだ。

顔が赤い…多分私も。
トミー
いい感じの所悪ぃけど、撮影行くぞ。
ドアを開けて話しかけてきたトミーさん。
カンタ
ノックしろよ!待って、今行くから!
私は荷物を持って支度をすると、カンタさんに腕を掴まれた。
カンタ
早く行かないとね笑
すると、そのままカンタさんは走り出した。

近くの公園に向かった。

カンタさんはずっと頬を赤く染めていた。

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