後ろから、教育実習の松野先生の声がした。
振り返れば、、、
松野先生っ!!
私はとっさに、足を閉じて、
上にあげていたブラジャーを戻した。
っ…、、
全部……見られちゃったよね?
はず…かしっ、、いぃぃ
先生は来ていたスーツの上着をかぶせてくれた。
…というか先生の顔が、、、赤っ!!
私のせい…だよね??
いい先生になるんだろうなぁぁって!!
まって…まって!!
なんで、松野先生は……
教えてない…というかちゃんと話してもいないのに。
本当になんで…なのかな??
はとこ…??
私のはとこはいくつか年の離れた男の子しかいないはず…、、
『なーくん』って呼んでたはずで…。
えっと…本名は……、、、、、
私は大好きだったはとこのお兄ちゃんである、
『なーくん』こと、直生くんと、
再会したのであった!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。