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第1話

ナムジュン誕生日
2,450
2019/09/12 13:23
[ 11:58 ]


もうちょっとで俺の25回目の誕生日。

今、防弾少年団は長期休暇中で、
メンバーそれぞれが
それぞれの過ごし方で
休暇を満喫している。

そして俺も、一人でパリに来ていた。
気分転換ってやつかな。

そうこうしているうちに、
着々と進んでいく時間。


[ 12:00 ]


そして、俺の誕生日がやってきた

\ ピコンッ /
ジミン
ジミン
ナムジュニヒョン、お誕生日おめでとうございますっ!!♡
ミンシュガ
ミンシュガ
ナムジュナ、誕生日おめでとう
テヒョン
テヒョン
ナムジュニヒョン〜〜〜っ!!誕生日おめでとうございます〜〜
JK
JK
誕生日おめでとうございます、ジュニヒョン〜
ホビ
ホビ
ジュナ!!!誕生日!お!め!で!と!う!
メンバー皆がそれぞれお祝いしてくれる。

それと同時にTwitterの通知が鳴り止まない。
たくさんのARMYが祝ってくれている。

だけど、肝心の恋人からの返事が来ない。
毎年一番最初に祝ってくれる、
恋人からの返信が。


[ 12:23 ]


いつまで経っても恋人からの返信が来ない。
皆に祝われるのも、もちろん嬉しい。
だけど恋人からの返信がないと
意味が無い。

よし、もう今日は寝てしまおうと
布団に潜り込んだけど
ジンヒョンからのお祝いのメールが来ない
ことで頭がいっぱいになって
なかなか寝れない。

ヒョンとは毎日毎日
連絡を取りあっている。

だいすき

とか

愛してる

とか

付き合った当初の親睦じみた
連絡はしないけど、
日々の報告とか綺麗な写真を送りあったりとか
傍から見ても、ラブラブな関係だろう。


\ ピンポーン /


突然ホテルのインターホンが鳴った。
こんな時間になにか急用か?
それかなにか事件でもあったのか?

嫌なことばかりが過り
急いで扉を開けると、


「ナムジュナ、誕生日おめでとう。」


そこに立っていたのは、
他の誰でもない、俺の恋人のジンさんだった。


「じ、ジンヒョン!?!?!?
どうしてここに!?!?!?」

「どうしたも何も、お前の誕生日だろ。
大事な日は大切な人と過ごさないとって
ナムジュナが言ったんだけどな〜??」


ジンヒョンは悪い笑みを浮かべながら言った。


「え、え、、、え、でもジンヒョン、
今韓国のところで帰省してるんじゃ、」

「だって、お前も大切な家族だもん。」

「ジンヒョン、、」


俺は思いっきりジンヒョンを抱きしめた。
とても強く、もう離れられないように。


「ナムジュナ、痛い笑」


「今日だけは離しません。」

「うんうん分かったから笑笑
こんなとこで男同士がぎゅーしてても
変だから中入ろ?」

「はい、ジンヒョン、愛してますよ。」

「うん、とても。」

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