第68話
Story-66
ホテルのフロントで受付をしていると
聞いた事のある声が
名前を呼ばれた方向に体を向けると、
GENEのLIVEチームのスタッフさんが…(笑)
詩織さんとは私、あなたのママ。
隼也さんとは私、あなたのパパ。
変な流れで私達はスタッフさんの車に乗り、
リハ中の会場へ向かった
亜嵐 side
今俺たちは今日の夜にむけ朝からリハへ
中国で朝を迎えるのも慣れてきた
一昨日にあなたから上海の初日行けなくなったってLINEを見た瞬間にみんなの口から「えー!!!」っていう叫び声が…(笑)
そして玲於よw
玲於の顔が一瞬にして暗くなった
みんなが慰めているけど、誰もかも笑っちゃう
拗ねている玲於でもメンさんにはキツく(笑)
そんな中、
玲於 side
昨日あなたが来れなくなって落ち込んでます。
今日来るとは思うけどやっぱ早く会いたいじゃん?
はぁ〜
てか、隼うるさい
廊下から隼の叫び声がどんどん近付いてくるしw
ガチャ!
俺は隼の口からあなたの名前を聞いただけで、
ドアの近くに居る隼をおしのけ廊下へ出た
そこには会いたくてしょうがなかったあなたの姿が…