先輩たちが卒業して、少しして春休みに入った。
あまり賢二郎くんとの時間は取れないけど、部活で会えるしお互い満足している、はず。
部活漬けの休みはすぐに終わった。
4月。
私たちは3年生になった。
なんと!私と賢二郎くんは同じクラスになった!!
勉強めちゃくちゃがんばった!!!
学校行事、これからずっと賢二郎くんと一緒なんだ。
嬉しすぎる。
そんなある日。
大型合宿が決まった。
ゴールデンウィークの期間。
結構な数の高校が集まるらしい。
新しくマネのお友達欲しいなぁ、なんて思いながら私は合宿を心待ちにしていた。
5月。
ゴールデンウィーク真っ只中。
今日から2泊3日のバレー漬け合宿が始まる。
宮城の高校が多いから、宮城県でするらしい。
ルンルンの五色くんを横目に準備をしているとどこかの高校が体育館に着いた。
今日集まる高校は白鳥沢、烏野、青葉城西、伊達工、音駒、梟谷、鴎台、稲荷崎の計8校。
体育館がふたつ並んでいる施設にいるから、行ったり来たりすることになった。
そして、先程着いたのは稲荷崎高校だった。
ここマネージャー居ないもんなぁ。
てか、あまり関わったことないし。
なんか態度が鼻につく金髪が鍛治くんと握手をしている。
1箱分渡すとすごく喜んでくれた。
私たちは握手をして仲良くなった。
午前中と午後で違う高校と練習をすると決定した。
今日の午前中は烏野とするらしい。
賢二郎くんと話している縁下くんの顔がものすごく窶れていて心配になった。
仁花ちゃんと協力してマネ業をする。
私はボール出しや次の練習メニューについて監督から部長へ指示を出したりして、忙しなく動いていた。
そんなこんなであっという間に午前中の練習が終わった。
昼ごはん。
席に着こうとすると、誰かに腕を引っ張られた。
みんなと離れたところに連れてこられた。
ただの練習なのに。。
他校の男バレ部員に嫉妬している私の彼氏は随分私のことを好いてくれているらしい。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!