第60話

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2026/03/03 07:26 更新




















あっという間に時が過ぎた。


今日は卒業式。




と、卒部式。




実感がわかなくて、みんなが旅立ちの日にを歌って泣いてる中、私だけ前を向いて大きな声で合唱ガチ勢になっている。




式が終わって、それぞれのクラスでの最後のホームルームを終えて、私は賢二郎くんと二人で写真を撮るために集合した。




白布賢二郎
なんかあなたの声めっちゃ聞こえた気がするけど気の所為?
あなた
え?いつ??
白布賢二郎
合唱の時
あなた
き、気のせいじゃない??



私は内カメで前髪を整えながら賢二郎くんから目を逸らす。


横目で見てくる賢二郎くん。



白布賢二郎
一生懸命歌ってるの見てた
あなた
え、恥ずかしい!笑
ずるいじゃん、賢二郎くんだけみれるの
白布賢二郎
身長高いからな
あなた
私だって高いし!


私の頭を撫でる賢二郎くん。


あなた
髪崩れる〜
白布賢二郎
崩れてもかわいい

しれっとかわいいと言ってくる賢二郎くんに私だけ顔を赤くして照れている。



写真を撮って、卒部式の会場である五色くんのクラスに行った。




卒部式ではそれぞれ花束と一人一人からメッセージを貰った。


色紙と私は可愛らしいハンドケアグッズを貰って、
私たち3年もみんなにそれぞれ感謝を伝えた。







帰り。



みんなと一緒に帰る最後の帰り道。


それぞれ分かれ道でばいばいをする。




最後、私と賢二郎くんの2人になった。



手をぎゅっと握ってきた賢二郎くん。







あなた
寂しい?
白布賢二郎
全く
あなた
なんで笑


思ったより冷めててびっくりする。



白布賢二郎
これからも変わらず会うし
あなた
医学部って大変じゃん
白布賢二郎
でも時間作って会う。寂しい思いはさせない。。できるだけ



ぎゅっと私の手を握り直す賢二郎くん。


私は、大丈夫だよって思いを込めて、私も賢二郎くんの少し大きな手を握り返した。



























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