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第42話

出会い~Personal invest〜
「よし。私は検事として在るべき行動をとるのみ」
昨夜久し振りに街に出て、充分に休暇を過ごし自分を取り戻すことが出来た。
一人での外食は少し寂しいものがあるにはあったが、イタリアンでトマトと豆腐の『カプレーゼ』でカンパーニャ州産(イタリア南部)のワイン『フィアーノ・ディ・アヴェリーノ』をたしなみながら、自分の在るべき姿を思い浮かべ、今朝の私は何だか気持ちがいい。

《トマトと豆腐のカプレーゼ》
材料(2人分)
絹ごし豆腐…1/2
完熟トマト…大1個
バジル………7枚
塩……………少々
黒胡椒………少々
EXVオリーブ油…少々

豆腐を海水くらいの濃度の塩水(分量外)に15分つけてから、軽く重石をして10分ほど水切りをする。
1の水気をキッチンペーパーなどで拭き取り、1Cm幅にスライス。
トマトを7mm幅にスライス。
トマト、豆腐、トマト、豆腐の順に皿に盛り、塩、黒胡椒を振りかけバジルを飾り、EXVオリーブ油を全体に回しかける。

そういえば、昨夜の彼達「フフフ」ジャスミンティーをカップに注ぎながら思い出していた。
私は帰路の途中、いつものコンビニに立ち寄った時のことだった。
コンビニ前で座して弁当を頬張っている、金髪の如何にもワルガキの2人組の会話が偶然私の耳に飛び込んで来たの。あっ、ごめん。髪を染めているからってワルガキだなんて決めつけるのは、大人の悪いところよね。
そう言えば以前、電車移動している時、腕のタトゥーを放り出しているグラサンのパンクスを見て
「怖~」なんて思っていたの。ところが子供を抱えた婦人に席を譲った姿を見て、意外だな~なんて思った。

「ケンちゃん、この前慎吾さん見たで」
「嘘っ、何処でよ?」
「◎〇町のビルの解体してる時なんや。パールのスティングレーが走ってきて、カッコええなぁ思ったら慎吾さんやってん」
私の身体に電流が走り、足を止めさせた。何て偶然かしら、こんな場所で奴の話が出るなんて。
「ちょっと君達、ケンちゃんだっけ」
思わず私は彼等に声をかけていた。
「……!?」
セブンスターだろうか、煙草を地面に揉み消しながら対面の一人が私を睨み付けてきたの。ま、仕方がないかも。
「ねえ、美味しい?ちょっと待っててくれるかな」
彼等の返事を待つまでもなく私は店内に入り、カルピスウォーター2本と午後ティーを買い、彼等の許に戻った。
「はい、これ。それと、さっき話してた慎吾さんって、松山慎吾のことかしら」
「デコチン(警察官)かよ?」
ケンちゃんという子が箸を止め、横に座った私を睨むように聞き返してきたの。
「どうする、マー君」
どこかしらぶっきらぼうに尋ねていた。
「ふ~ん、ケンちゃんとマー君か」
「何やねん自分。俺等に何かあるんか」
「ごめんごめん。警察じゃないから。実は以前ラウンジで働いていて、松山さんっていいなぁ~なんて思っていたのよ。店辞めてから逢っていないから懐かしいと思って」
我ながら出任せを言えるものだと感心する私。しかし、確かに懐かしさを感じる。いや幻影に悩まされていたと言う方が正しいかも知れない。少し酔っているかも…、夜風が優しく感じた。
彼等と馴染む為に私はバッグからハンカチを取りだし、それを敷いて直に地面に座り直した。同じ視線で語る、これが基本動作である。
「実は、私慎吾さんが好きなの」
意外な言葉に自分が動揺していることを感じる。いや、それは私でなく内なる私であることを自分に言い聞かせた。
「ホンマかな?どう思うよケンちゃん」
「どうやろか」
確かに彼等は明らかに疑念の眼差しを向けている。只少なくとも私が女であったことが幸いしていたかもしれない。私が一人の女としてなのか、それとも検事としてなのか自分自身に定かでないことは確かだ。それが次なる言葉の表れかもしれない。
「ねえ、お願い。あの人がどんな人なのか、少しでもいいから知りたいの。だからお願い」
彼等に手を合わし頼み込んだ。
「ホンマにデコチンやないやろなぁ」
「こんな綺麗なお姉さんがいる?」
「アハハハ、自分でよく言うわギャハハハ」
「ちょっと失礼ね。そこで笑うところじゃないでしょうが」
でも何となく打ち解けたかな。再び煙草に火を点けたケンちゃんが紫煙を夜空に吐き出し「悪そうなお姉さんやないみたいやし、まっいいか」と言い語り始めた。
新たにコンビニに赴いた客が不釣り合いな私達を見て怪訝そうな顔をして店内に吸い込まれるように入って行った。只彼等との出逢いが未来の私に深く影響することなど予想だにしていなかったのは事実でもある。
夜空に少し欠けた月が揺らいでいた。
俺達が慎吾さんと出会ったのは数年前、まだ族(暴走族)をしている時やった。あっ、俺はマー君。ある日俺達がT市の公園で喧嘩していた時やってん。その時一緒に居たのがケンちゃんと、あと2人がいたかな。相手も5人程居たかな?兎に角1対1(サシ)でやろうと言うことになり、俺が代表となり喧嘩が始まった。えっ、結果かよ。
「恥ずかしいけど、負けたわ」
「ふ~ん。それで」
その後リベンジで大きな喧嘩になったけど、まぁそれはイイとして、帰り際に屋台でラーメン食べている人が
「よう、少年。ククク、名誉の負傷というやつか」
その人が慎吾さんやってん。黒色フルスモークのセンチュリーが停まっていたんや。そう言えば、もう1人が慎吾さんにビールをグラスに注ぎ、ラーメン食べながら笑っていたなぁ。
「マー君、アレはヤクザやで…」とケンちゃんが俺の耳打ちしている時、慎吾さんが手招きする訳よ、此方に来いって。逃げ出す訳にもいかんし、仲間同士でどうしようと顔を見合わせていたら
「おい、兄貴が呼んでるんやから、サッサと来んかい!」
と怒鳴られて渋々俺達は慎吾さんの許に赴いたんや。
「どうも…」俺達は恐る恐る近付き挨拶をすると
「ひい、ふう、みいの4人か。オッチャン、チャーシュー大盛4つな」
と言いながら、いつ用意されていたのやろか「ククク、ほれ」とグラスを差し出したんや。水?俺の鼻や唇に血が滲んでいたし、後ろを振り向くと他の連中も飲んだ方がイイという顔をしてるから「どうも」と言い飲むことにしてん。うん、その時の慎吾さんは楽しそうに見ていたよ。で俺は確かに咽の渇きもあったから一気に飲みあげたんや。
「ぶはー、い、痛てぇ!?」
その俺の姿を見て2人は大笑いしてるんだ。酒だよ酒。日本酒やで。

「アハハハ、マー君、それ痛いの私判る。アハハハ」
「何も笑うことないやろ」
「ごめんごめん。でもアハハハ、何かさあの人らしい」
私は何だか久し振りにお腹を抱えて笑った気がする。そう言えば奴の公判の時も、確かに子供っぽい部分があった。しかし、本当の人間性は未だに私には判らない。不思議な感性と言えばいいのだろうか、2人の話には充分に興味を惹かれるものがあった。
「それで、ヤクザに誘われた訳?」
「それが逆なんや」
「嘘?」
一体何なのだろう…。自分の運命が松山慎吾という男に変わりゆこうとしているのかもしれない。
「おい、帰るぞ。オッチャン、ご馳走さん」
そう言うと一人はセンチュリーに駆け寄りエンジンを始動させると後部左ドアを開け待っていた。
1万札をテーブルに置くや
「少年よ、大志を抱け。ククク、またな」
そう言い残してセンチュリーの後部席に悠々と乗り込み、何事もなかったように走り去って行ったんや。
「オッチャン、誰なんあの人」
「ああ、あの人か。銀流会の松山慎吾さんや。面白い人やろ」
そう言いながら笑っていた。この街には天心教という宗教団体があるんやが、
「屋敷を売り払い助けたまえ天心教」
と俺達はバカにしていたんや。本当は「悪しきを祓い」なんやが、俺達には神など存在していなかった。
この天心教には沢山の寮があり、非行少女達が改心の為に実家を離れ寮生活をしている。俺達もよくナンパに繰り出したもんだよ。
天心教の教祖はこの街の天皇様と崇められているんだが、
「ククク、天皇か」
オッチャンが言うには、初めて慎吾さんがこの店に来たときの最初の一言だったらしい。何だか慎吾さんらしいと思いながら俺達はラーメンをすすっていた。

天心教
天心教(てんしんきょう)は、日本で江戸時代末に成立した新宗教の一つ。大山みきを教祖(おやさま)とする宗教団体である。狭義にはN県T市に本拠地を置く包括宗教法人(宗教法人天理教)およびその傘下の被包括宗教法人(教会本部及び一般教会)を指すが、広義には大山みきが伝えた教義そのものを指す場合があり、信仰する単立の宗教法人もある。
「宗教法人天心教」及びその被包括法人である「宗教法人天心教教会本部(略して教会本部)」はN県T市にあり、またその傘下にある一般教会は各地に点在する。
主神は天理王命(てんりおうのみこと)。教会本部、各地の一般教会では、天理王命とともに教祖と御霊の社を置き礼拝しているが、一神教(一つの神のみを信仰する宗教)である。「陽気ぐらし」という世界の実現を目指している。教祖は大山みき。教会本部では「教祖」と書いて「おやさま」と呼称している。教祖は90歳で死去、天心教では目に見える存在は隠されたというが、その魂は今でも現世に生きており、人々の暮らしを見守っているとしている。現在の統理者は真柱(しんばしら)・大山善司。
天心教では、人間の命の発祥地の中心を「ぢば」(地場)と称し、教祖の「ぢばさだめ」という啓示でその場所を定めている。現在の天心教教会本部は、この「ぢば」を中心に建られている。通常は、丁寧語の「お」をつけて「おぢば」と呼び、人がこの地を訪れることは、故郷に帰ることであるから、「おぢばがえり」と呼んでいる。そのためT駅やT市内の信者詰所等には「お帰りなさい」や「ようこそおかえり」などという看板が見られる。
「ぢば」の中心には、六角形をした「かんろだい」(甘露台)が置かれた「神殿」が建てられ、四方から囲むように信者等が礼拝する四つの「礼拝場」がある。そのほか教会本部には、教祖が存命のまま暮らしているとされる「教祖殿」(きょうそでん)、御霊を祀る「祖霊殿」(それいでん)等があり、信者・非信者に関係なく誰もが自由に出入りすることができ、南礼拝場は24時間開かれている。「神殿」では、毎日朝晩に「おつとめ」という定例の礼拝が行われており、また毎月26日は、「月次祭」(つきなみさい)という礼拝が行われる。傘下にある一般教会等においても、その例に倣い、「親神」「教祖」「御霊」を祀る御社を設置し、「おつとめ」や「月次祭」の礼拝が行われている。
礼拝する際、信者は「あしきをはろうてたすけたまえてんりおうのみこと」と唱え、そこに定まった手振りを加え、親神天理王命に祈りをささげる。
かつて教派神道の一派として公認され活動していたため、葬儀式等に見られるように神道の影響を大きく受けており、現在も「神道系宗教」とみなされることが多いが、教団側では新宗教諸派と称しており、宗教法人としての届けは「諸教」としてなされている。
天心教は「かなの教え」とも説かれる。教祖である大山みきが、民衆にも分かりやすく説きたいとの意思から、『おふでさき』『みかぐらうた』が仮名で書かれている。教義等に使われる言葉の多くが「かな表記」にされている。
基本的に信者達は、その信心実践の証明としてハッピを平服の上から着用する。主に黒でできており、その背には「天心教」「TENSINKYO」等が、襟表には所属団体名などが白字で記載されている。元々はおつとめ着や教服の略装であったが、現在はひのきしんやにをいがけ等、教団行事の際の着用服という意味合いもある。
実際には、「あしきをはろうてたすけたまえ」で始まる詞句を21回、「ちょいとはなし」で始まる詞句を1回、「あしきをはろうてたすけせきこむ」で始まる詞句を3回づつ3度に分けて唱える一連の詠唱を「おつとめ」と称する。
「ぢば」は「地場」、「いんねん」は「因縁」、「おふでさき」は「御筆先」、「みかぐらうた」は「神楽歌」と言った語源があるものの、教団内では全てかなで表記される。
通常、表側(右側)の襟に大教会名を、下側(左側)の襟に分教会・布教所名などを入れる。ただし修養科生が着るハッピについては、表側の襟に「修養科生」、下側の襟に大教会名を書く。
天心教の芸能人
渡辺徹(タレント)、中島みゆき(ミュージシャン)、ガレッジセールの川田、三遊亭金馬(落語家)、門田博光 (野球評論家)、樋口久子(ゴルファー)、伊勢ヶ浜親方(大相撲)、畑恵(政治家)、山口淑子(政治家)、正司敏江、斎藤満喜子(元おにゃん子)、伊藤美咲(タレント)、加護亜依(元モーニング娘)
がいる。

オッチャンが言うには、深夜に涙ぐむ一人の少女と慎吾さんは席を伴にしていたという。最初は父娘と思っていたんだと。

里親の本当の気持ちについて。今中学三年生の里子です。11歳のときから今の里親の所で生活しています。
里親って何故私たちのような子どもを預かっているのでしょうか?意味がわかりません。 愛する気が無いなら、めんどくさいなら預からなきゃいいのに何で里子に文句を言ってくるのですか。
影で文句ばっか言って邪魔者扱いして。学校に行かなくなったときそんな事ばっかするなら里親をやめるぞ、他の里親の所に行くか父親の所に帰りなさい。といわれた事もありました。普通にショックでしたし、それを言うなら児相にでも相談して手続きをしたらいいのに子どもに言うだけで先生達の前では家族だとおもってますなんて言い出して。「私達は家族だ」って言わないとそう思えない関係なんて家族じゃないし、何より血の繋がっていないガキを心から愛するなんて無理だと思うんです。それに、「やめようと思えばやめれる」そんなの絶対に家族になんてなれません。
里親は私達の気持ちを知ろうと少しでもしてるのでしょうか?もう嫌です。早く18になって家を出たいです。児相に相談しても辛抱してくれとしか言われず、もうどうしようもありません。もう児相にも二度と相談しません。
ちなみに里親達は天心教の信者、7人家族で多数決で4:3で賛成が多かったので私を預かったそうです。反対の中に里母が入っています。そして里親の息子は30近い男三人兄弟で誰も家を出ておらず、食事選択掃除を母親にやってもらっています。
私はそれを見て羨ましいとしか思いません。私が30歳になってもそんなことしてくれる母親はいないのに。
私は5人目の里子だそうで経験は豊富?らしいと児相の担当がいっていました。
だから中々里親とうまくいかないのは私が心を開かないからだと言われます。
あと3年半程、我慢できる気がしません。混乱してわけのわからない事ばかり言って申し訳ありません。
もうわかりません。向こうはどう思っているのか私はどうしたらいいのか。助けてください。
「成る程。それで君はどうして俺の事を知ったんだい?」
「実は私、教内にいる由奈さんに何度も相談していたんです。そして由奈さんはあることに気づいたんだと思うんです。いいえ、私には判りません」
「ククク由奈か。君は凄く恵まれているかもしれない。いいか、俺達は仲間なのか判らない。しかし1つだけ約束しよう。18歳になるまで1つの専門分野を修得出来るまで由奈の傍にいるんだ」
「そうすれば…」
「ククク。世界は開くだ。そして、もし君にあるまじき行為がなされようとした時は、いいか由奈があるところにアクセスする。すると必ず俺の仲間が動く」

里親手当て・里子への養育費・各自治体からの助成>里親から里子への児童虐待
http://child-abuse.main.jp/youikuhi-teate.html

里子をもらった場合、最低毎月72,000円(二人目以降36,000円)貰えるほか、何かのたびに助成金が出るそうなのでそれ目的で里子を貰う人もいるようです。服を買ってもらえない等、自分がお金をケチられているようであればあなたも助成金目的で貰われた可能性もあります。
上記サイトでは、「里子への虐待を発見した方は確実な証拠を持って警察へ届け出てください。」と書いてありますが、「言葉の暴力による精神的虐待」だけではなかなか難しいと思います。ある程度の期間録音する&メモを取り一覧表を作る等しなければ難しいでしょう。
一人だと辛いでしょうが、学校に行ければ友達を作るということもできます。よろしければ学校に行けない理由についても相談してみませんか?

「ククク、T市の天皇様が里子ビジネスか。ククク」