無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第88話

赤い滴~Red drop~

夢の中で、彰子は『赤い風船』を歌っていた。
微笑む太陽の光を浴びながら、赤い風船が青空に揺らいでいたんだ。

🎵 赤い風船 Shoko & Sexy Crime

★小さなキミの その手からすり抜けた 赤い風船
何を願ったの?
キミの太陽が昇ったね★

幼いキミの 透明度な
その瞳に 赤い風船
何が詰まってる?
キミの太陽が泳いでる

☆閉じ込めたくない キミの笑顔
堕落に歪む 穢れた大人の戦場
小さなキミの手のひら
溢れる程の愛を届けたい☆

あふれるキミのその想い 詰め込んだ 赤い風船
きっと届くから
キミの太陽は穢れない

☆~☆Repeat

★~★Repeat

( Words:Wild Chan )

赤い風船。それは希望が詰まった未来。そう感じていた時だったんだ。
パーン!!
赤い風船が弾けたんだ。
「嫌だ~、慎ちゃん!!」
赤い滴が散らばっていた。
「クク。どうした、彰子?」
「良かった、慎ちゃん。何も…なくて。クシュ」
微睡む中で慎ちゃんが優しく微笑んでくれた。安堵感。頬伝う涙を隠すように彰子は慎ちゃんの胸に顔を埋めたんだよ。
「何の夢を見たのか知らないが、彰子、俺はクククク、お前の傍にいる」
「本当に?ねえ慎ちゃん、本当に本当に彰子の傍に居てくれるの…」
何を言っているの…彰子は。でも慎ちゃんが何時だったか言っていたんだ。「ゲームに終焉はない」と。どういう意味なのか彰子には判らない。
「彰子、俺が消えてもクク、いいか、俺の魂は消えない」
その言葉が彰子に不安なる滴として、心を赤く覆い濡らしているのかもしれない。
「それに」
「何?」
「いや、何でもない。只、クククク」
「只?」
「いいか彰子、俺達はまだプロローグであることを忘れるんじゃない」
「プロローグ?」
「そうだ」
違う形で逢っていたなら…。ううん、全ては宿命がもたらした運命かもしれない。
「彰子、シャワーを浴びて準備をととのえるんだ」
「うん。でも、今一度抱かれたい」
昨夜の抱擁を砕かすような夢が歯痒くて、彰子は慎ちゃんに甘えて言葉を投げたんだ。ぐずるような彰子に言葉を返すことがなかった。
「あっ!?」
彰子は慎ちゃんに抱き抱えられ、彰子は慎ちゃんの背中に手を回した時、指先に赤い十字架に触れていた。
彰子達は昨日のお昼過ぎに横浜ロイヤルパークホテルに着いたんだ。 

〒220-8173 横浜市西区みなとみらい2-2-1-3
TEL. 045-221-1111(代表)
ホテルへのアクセス Copyright (C) YOKOHAMA ROYAL PARK HOTEL Co.,Ltd.
ALL Rights reserved.

そして68F『フレンチレストラン ル シエール』でシャンパーニュを傾けながら軽く食事を済ませたんだよ。
「わぁ~、綺麗。キャハ、慎ちゃん、富士山が見える」
彰子は子供のようにハシャいでいた。
夜はルームサービスで食事を済ませた後、激しく愛し合った。

あの人が私を愛してから、自分が自分にとってどれほど価値のあるものになったことだろう。(ゲーテ)

そうなんだ。彰子の慎ちゃんに抱く想いは、正にゲーテの言葉そのものなんだ。大きなWashstandに彰子は降ろされ、開脚した彰子の蜜壺に慎ちゃんは激しく唇で攻め立てた。
「いやいや。慎ちゃん、ああん…、こんな格好じゃ…ああん、ダメ…だよ」
焼けるような愛撫が彰子の蜜壺に再び火を点けたんだ。あうん、ああ、もっと攻め立てて慎ちゃん。くう…やだやだ、そんなに激しく…ああ~ん、いっちゃう。今彰子はどのように愛されているのだろうか…、昂る愛欲に堪え切れず、顔を上向き目を閉じて慎ちゃんの熱い愛撫に応えていた。
「お願い慎ちゃん、はぁはぁ…挿…れて」
我慢が出来ない。愛液を啜る卑猥な音が彰子の耳奥を刺激する。 
昨夜の戯れが嘘のように愛液がゾクゾクと溢れ出す。
「ああうんん…。いやいや。くうん、もう…ダメだよ。ああ、お願い慎ちゃん、挿れて」
こんな風に愛撫されるなんて思っていなかった。はあはあ…。彰子は腰を浮かせ、慎ちゃんの愛撫から逃れようとしていた。でも本当は違うんだよ。早く慎ちゃんの逸物が欲しくて堪らなかったんだ。
「彰子」
「何…。どうしたの慎ちゃん」
舌先を転がすように蜜壺を攻めていた慎ちゃんが言葉をかけると、彰子を抱き抱えあげ、Washstandから降ろした。彰子の身体を反転させると、背後から抱き寄せながら乳房を弄られ片方の指先が緩やかにクリトリスを弄られていた。
「ああん。いやん」
鏡面に浮かぶ彰子の恥態、エクタシーに歪む顔と向かい合わせになった時、真実なる自分を感じていたんだ。
「ああん。いい慎ちゃん」
エレクトした慎ちゃんの逸物が緩やかに彰子の蜜壺をまさぐるように侵入していた。くう…気持ちいい。はあはあ…そのまま…ああん、激しく突き上げて。
「ダメダメ、あん、あん。もう…ダメ。いきそう」
高騰する鏡面に浮かぶ彰子がこんなにイヤらしいなんて…。はあはあ…片手を伸ばし慎ちゃんの脚を掴み爪を立てていた。
「慎ちゃん、ああん、いく…やだ、ああ、ああうんん…いっちゃう」
激しく背後から突き上げる慎ちゃんの逸物が蜜壺から離れ、彰子の背に精液が放たれた。ブルブルと蜜壺が蠢くと同時に
「いやだ、ああ…」
潮が噴き出していた。彰子は腑抜けたように膝を崩していた。