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第89話

Vol.2
showerを浴びた後、彰子は慎ちゃんにエスコートされながら、『皇苑』に赴いた。 
68F 中国料理 皇苑
ご予約・お問い合わせ レストラン予約 TEL. 045-221-1155 (9:00~21:00)
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本格広東料理を中心に、中国各地の名菜が楽しめるレストランなんだって。 料理のテーマは「医食同源」。海老や鮑、鮮魚などの高級海鮮に伝統の技を加えた多彩なメニューがご堪能いただけるんだ。白を基調としたエレガントな個室と、黒を基調としたシックな個室など個性的な空間も用意されており、優雅なひとときを過ごせれるんだよ。

予約席には先客が来ていた。
営業時間
ランチ 11:00~14:00 ラストオーダー
(土・日・祝日は15:00まで) 全席禁煙

ディナー 17:30~21:00 ラストオーダー 全席禁煙
「まさか!?何故なの…」
見覚えがある人達。それにしても、あの人って確か…。
テーブルには、まるで赤い滴のようなカクテルが彰子達を待ちわびるように置かれていたんだ。
「ククク、先達ては御無礼を致しました。彼女のことを御存知だったとは」
「いや、私の方こそ驚かされたものだ。それにしても、まさかこの場所で御高名なお人と同席するとは思っていなかったよ。おい、お前達は席を外すんだ。いや林野、お前は居てるんだ。兎に角グラスを重ねようではないか」

シャンハイ (Shanghai)

中国の商業都市、上海の名をつけたカクテル。東洋のエキゾチックなムードを、その色彩と香りで表現している。アニゼットの風味がよく効いている。

ベース
ラム
材料
ジャマイカ・ラム
30 ml
アニゼット
10 ml
レモン・ジュース
20 ml
グレナデン・シロップ
2 dash
技法
シェークして、カクテル・グラスに注ぐ。

ジャマイカ・ラム
ヘビーラム。ラムはサトウキビの糖蜜を醗酵・蒸溜した酒。一説では17世紀の初めに西インド諸島で生まれ、熱狂を意味する英語の方言(Ramballion)にちなんで、ラムと呼ばれるようになったという。西インド諸島の酒が英語で呼ばれるのは、かつての植民地政策の歴史のなごりだろう。ラムを大別すると、風味の重厚なヘビー・ラム、軽やかなライト・ラム、中庸のミディアム・ラムの三種が知られる。風味がもっとも強烈で野生的なヘビー・ラムは、ジャマイカ産のもの。ミディアム・ラムは、ドミニカやトリニダードのものが有名。ライトなラムは、主にキューバやプエルトリコで生産されている。

アニゼット
地中海沿岸を原産地とするセリ科の一年草であるアニスの種子を乾燥させたアニシードという香辛料が主原料。

レモン・ジュース
ミカン科の常緑低木、レモンを絞り液状にしたもの。また、それに似せて加工した飲料。

グレナデン・シロップ
シュガー・シロップに天然エッセンスや人工エッセンスでフルーツなどの香りをつけたシロップのフレーバード・シロップといい、その代表的なものとしてグレナデン・シロップがあげられる。
「うん、流石に近江牛だな、美味い。処で私は酒を控えているんだが、このワインは頂こうか。カシラならこのワインの銘柄が判るかね」
よく手に入れたものだと感じた。私の若い者が中国料理『桃李』で食事をしていることの確認が取れたことに安堵を感じたものだ。

中国料理『桃李』
中国の様式美と現代感覚をうつしだす落ち着いたインテリアと共に、バラエティ豊かな中国料理を味わえる。個室もあり、全席115席。

※当日のご予約はお電話にてお問合せ下さい

[個室利用も可能]
ご利用人数 七室5~40名様

※個室料を頂戴いたします。
昼:お1人様 ?200(?210)
夜:お1人様 ?300(?315)

営業時間
・ランチ 11:30~14:30
・ディナー 17:30~21:00
(日・祝 11:30~21:00)

レストランメニュー
・ランチ
ランチセット(一例) ¥2,800(¥3,234)・¥3,000(¥3,465)
ランチコース(一例) ¥5,000(¥5,775)・¥7,000(¥8,085)
ランチオーダーバイキング 大人¥3,500(¥4,042)こども¥2,000(¥2,310)
※こども(4歳~小学6年生)・2名様より承ります
・ディナー
ディナーコース(一例) ¥6,000(¥6,930)・¥10,000(¥11,550)・¥18,000(¥20,790)
アラカルトメニューもご用意しております
※( )内の表示金額はすべて税金・サービス料10%を含んだ金額となっております。 ■レストラン予約はこちら
TEL:075-254-2543

「確か、シャトーラフィット・ロートシルトでは。違うかね松山君」

赤ワインの世界最高峰〈シャトー・ラフィット・ロスチャイルド (Chateau LAFITE ROTHSCHILD)〉
赤ワインの世界最高峰といえば、シャトーラフィット

5大シャトーならぬ、1大シャトーといわれるシャトー・ラフィット・ロートシルト。
ラフィットとロマネコンティを並べて、ラフィットを上に置こうというと、しぶしぶ認めるそうです。
1855年のジロンド県格付けが決定した当初、第一級のシャトーのなかでトップに選ばれたのがラフィット・ロスチャイルドでした。ラフィットを形容するとき「気品」という言葉なくしては語れません。優に10年は持つ(というかそれくらい待つべき)と言われるラフィット、長期熟成を遂げたその姿はボルドーの真髄ともいえる。

欧州では、マルゴー、ムートンを凌ぐ人気ワイン

「王のワイン」「不老不死のワイン」「メドックでもっとも超絶的」等々、ラフィットの歴史において要人が発した称賛の言葉は数知れません。ラフィットは、メドック・ナンバーワンのグラン・ヴァンとして「富、名声、尊敬」の代名詞となっています。

2000年のラフィット

成熟し、凝縮され、厚みのある力強いラフィットの特徴をすべて備えている。じっくりと積み重ねられたブドウの厚みと、信じられないほどピュアーな個性を持っており、飲みほしてからの残り香は1分以上も漂う。

シャトーラフィット・ロートシルト2005’750ml
価格:189,000円(税込、送料込)

「処で貴女は、ああ、松崎検事だったね。1つ尋ねてもも宜しいですかな」
「はい」
そうなのだ、私自身も親分同様の思いを抱いていたのだ。ワインを喉に流し私は松崎なる検事に視線を向けた。
「ご無礼だと思うが、貴女は検事という身でありながら、何故私達の世界に足を踏み入れようとしたのかね」
そうなのだ、正にその点である。すると親分の言葉に箸を置き、口を拭うや言葉を向けた。
「確かにヤクザに対する険悪感はありました」
「ワハハハ、ハッキリ言って下さりますな。それが何故にかね」
「失礼しました」
「いや、構わん。我々が任侠道を口にした処で、下葉の者が犯罪を起こすのであるからには、ヤクザと揶揄されても仕方がありませんな。不徳の致すところです。申し訳ない」
「親分!!」
テーブルに両手を添え頭を下げた親分に私は言葉を放っていた。
「申し訳ありません親分。全ては私の不徳の至りです」
「そう恐縮するんじゃない、カシラ。それがまた何故にですかな?」
松崎なる検事が言うには、何が正義であるかを公平に我が目で確かめたい という。それは、ある刑事の失踪事件に絡んでのことという。
しかし、この女は松山慎吾に惚れているなと私は感じ取ったのである。 
その時、鮑が焼かれよようとしていた。
「先ず活きたままでお召し上がり下さい」
「うん、美味い。シェフ、この鮑は?」
「はい。伊勢産のものです。確かに千葉産の物もありますが、やはり伊勢産が何よりですね」
成る程、確かに身のしまりといい大きさといい、高級品に相応しいものである。「うん、どうしたのだ、松山君?」
「失礼しました。男は女の鮑で物足らず、女は共食いかと思いまして」
「ハハハ、君は面白いことを言うな」
親分も上機嫌であった。それにしても何故にこのような男が末端組織に甘んじているのか不思議に感じたものである。
「親分」
「面白い男だろカシラ。判っている。お前が思っていることは。それは私も同じだが、好きにさせてやってくれ。処で松崎検事、貴女は暴対法をどのように考えているのかね?」
確かに言えることである。我々の組織は戦後に於いても一切解散ないし名称を変えることなく今日に至る。故に警察及び政府の意向を反したことにより、第一番の的にされているのである。しかし、それは建前のガス抜きという警察政策であることも言えるであろうが…。
「はい。暴対法がもたらしたものは、grayzoneにあたる第三組織を浮きぼりにさせたと言えると思っています。その結果が、所謂ネット犯罪等に於ける犯罪拡大ではないでしょうか」
「確かにそうでしょうな。しかし政府は我々をアングラ化に追い込もうとしている。当然組員隠しをする組織もあろうが、私はそれを禁じている。その件に至ってはカシラである柴田も同一視している。松山君はどのように捉えているのかね」
聞きたいものである。彼の考えを。秘書の岡本が親分のグラスにワインを注いでいた。