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第97話

Vol.5
その頃。 
何故彼は私の申し出を断ったのか…。
「社長、誠に恐縮ではありますが…」
「言ってくれたまえ」
彼が言うのはこうだった。
この国は余りにも裏がありすぎます。例えば英国のエリザベス2世女王はリリベットと言います。ご存知だと思いますが、日本式に申せば
「確か百合子では」
流石ですね。第2次世界対戦時、所謂ヤクザに国は何をさせたかです。
日本の歴史なんてものは偽史でしかないのです。
エリザベス2世女王の正式名称、エリザベス(エル・リザード・バース)・ボーズ・ライアンであり、一族間ではリリベットと呼ばれています。つまりLilyですよね。クク、思い当たる節がありませんか?
「まさか!?」
そのまさかですよ。1937年の南京で日本陸軍将兵とヤクザ者達が皇族軍人から奪った財宝が許に現在のヤクザ組織の壊滅が始まった訳ですよ。正義の裏側には所謂ガス抜きが行われた訳ですよ。
本当にこの国からヤクザ組織が消滅すれば
「確かにこの国は無法地帯の波が押し寄せるだろう」ならば、山岡会長の意志は何であるのでしょうか。更に申せば、その意志を継ぐべき人物は柴田会長であるのです。犯罪は無くなりません。しかし本当の大罪は何処にあるべきなのか。言い替えれば醜きゲームですよ。
「それなら、何故君は彼女にカミカゼを与えたんだね。いや、まさか君は…」
「ご想像は自由です」

まさか親分はご存知であるならば――――。
ハッカー集団の狙いはまさか…。
「カシラ、お前だけに言っておくが彰子は――――」
親分は宿命と言っていたが…。欲望に駆られた歴史が今我々に報復という波が押し寄せているという。
皇宛での数日後
「薬物並びに振込詐欺なる犯罪を徹底に締め付けろ!!」
私は本部総会にて厳命を下し親分に報告をした。
「村雨、確かお前のところに西岡という者がいる筈だが」
「まさか若頭(かしら)…」
「好きにさせておくんだ。いずれ使い道になる。それとだ、いや、いい」
成る程な、警察の無線でのお粗末な三文芝居も頷ける。それにしても、それに係わるバカがいるとは。
戦後我々は無法地帯化したこの日本という国を護るという使命感があった。ヤクザと揶揄されながらも、不良外国人を始め戦勝国である米国兵の婦女子の暴漢凌辱を赦す訳にはいかなかった。故にこの国の安泰を導く為には警察の要請ありき中で暴力に正義を求めるしかなかった。
私は目蓋を閉じた。
抗争に明け暮れた日々には確かに組織拡大を図るも、我々には平和思考が使命感のように胸に渦巻いていたのは確かである。
私自身も無謀な抗争を繰り返すことの愚かさを知り平和統一を図ったのが所謂『名古屋抗争』であった。

名古屋抗争(なごやこうそう)とは、平成3年(1991年)1月26日から同年2月12日まで、愛知県名古屋市で起った、関西山神会(会長は山岡剛志)山道会(会長は柴田忠)と運命同心睦会との暴力団抗争事件。名古屋戦争とも呼ぶ。
中京戦争の後、運命同心会(参加団体は、千心会、中京川野会、永井一家)、三友会、稲地一家、瀬野一家、友野一家は、中京五社会を結成した。
平成3年(1991年)、運命同心会の中の和心会の一部の組員が、運命同心会に対して、関西山神会系山道会への移籍を求めた。運命同心会は、移籍を求めた和心会組員全員を破門にした。
同年1月26日、愛知県名古屋市千種区の路上で、運命同心会和心会組員が、山道会組員に肩を銃撃されて、重傷を負った。銃撃された和心会組員は、山道会への移籍を拒否していた組員だった。
同年1月28日、和心会佐藤藤組長の自宅兼中古車販売会社に、銃弾10発が撃ちこまれた。
同年1月30日、和心会の企業舎弟だった不動産業者2人が、車内で、射殺された。
同年2月12日、山道会と運命同心会は、和解した。
その後、運命同心会は瓦解した。また、中京五社会も、瓦解した。

同年3月、瀬野一家・渡啓二郎総裁は、関西山神会・山岡剛志会長から盃をもらい、関西山神会直参となった。
その後、中京川野会、永井一家、三友会、稲地一家は、山道会傘下となった。
~名古屋抗争参照~

無駄な血を流すことの理不尽は我々ヤクザと決めつけるが、それは世界の歴史に見えるものであると言えるのではないだろうか。
「しかしだ…」
現在に於ける北朝鮮の核弾道ミサイルの実験が反米でなく、この日本を捕えているとするならば…
「柴田社長、北だけでなく沖縄が琉球国として独立若しくは」
「台湾と組みいるか、中国の属国になった時の想定を踏まえてのことかね」
彼は私の言葉に口許を緩めた。その時私の脳裏に映った光景は凄まじさを見出だしていたのである。
「まさか…」
私は目蓋を開き、未来を見据えるように天井を見上げた。
只私が情けなさを感じるのは、ネット時代に於ける傘下組織の誹謗中傷である。こればかりは幾ら中止の厳命を下しても一向に収まることがなく、親分自身も顔をしかめるばかりである。
私の組織である山道会に於いても常に監視の強化を図っているのだが、時代背景の鬱憤がネットに吹き荒れているのかもしれない。
それにしても松山慎悟の背景には何やらとてつもないこの国の裏が係わっているものと推測に至るものなのだが、1つのネットにヒットしたのが次なるものであるのだ。

大正天皇・・・当時は大隈重信と岩倉が権力にぎっていた。
大隈の子が大正天皇になる。岩倉の子は堀川辰吉郎となって御所を追放される。
昭和天皇・・・明治天皇の子で計画出産。明治天皇の権力で作られた。
今上陛下・・・当時は三笠宮崇仁と徳川(尾張)義知が権力握ってて三笠宮の子を明仁に。尾張義知の子を常陸宮にした。
皇太子浩宮・・・昭和天皇と岸元総理の権力で大室庄吉の孫大室近祐の孫を皇室に養子にして浩宮にした。
さて、日本で3番目に権力を持ってるのは曽野綾子。(笹川の娘で笹川財団を継承したから)
2番目に権力持ってるのが美智子皇后と兄正田巌
(美智子皇后の兄巌は日銀の黒幕でいわば「日銀財団」もってるから。わかりやすく言って。
では橋本龍太郎が生きていたころ橋竜と久美子、特に久美子がなぜ日本で一番権力握っていたのか?答えは簡単でした。結論から先に言う。
久美子が「昭和天皇記念財団(2000兆円)を継承しカネをキャッシュカードで自由に引き出せ持っているから。(いわゆる表向き横浜正金銀行の頭取が昭和天皇記念財団の館長と考えたらわかる。)
鹿島昇の裏切られた3人の天皇に横浜正金銀行の話が載ってる。

というものである。
呆れ返るばかりである。
「ハッカー集団が妄想に取り憑かれ、仮にその扉を開ければクク、柴田社長恐らくクククク」
「君の言わんことは判る。」
確かに言えることかもしれないな。恐らく我々の存在そのものが吹き消されるに違いない。 いや、それよりも想像を絶する地獄図に押し包まれるに違いないだろう。


――――同時刻。
「おっちゃん、事務所に顔出さんでええのんか」
「行ってもやな、ワシは既に相手にされてへんわ。ワシを見る親分の目が…。みんなあのガキのせいや」
「誰のことやのん?」
「もうええ。それよりもcandyちゃん、例の薬(やく)をくれんか」
K市の某ラブホでワシはcandyの豊かな乳房に顔を埋めながら哀願するように言葉を放ったのや。
「ええよ。けどウチなぁLOUIS VUITTONのバッグが欲しいねん。おっちゃんにはええ(良い)金主(sponsor)が付いているやろ」
「まあ確かにな。けどや情報(ネタ)がいるんや」
「そやろな。仕方ないわおっちゃん。1つええネタを教えてあげるわ。あん。あかんてまだ。ああん」
おっちゃんがウチの尿道口に舌先を入れるように転がした。
ううん…はあ~。ええ気持ちやわ。けど、このおっちゃんの賞味期間もそう長くはないやろなぁ。アハハ、可哀想に。おっちゃんの肛門に指をまさぐり針のない注射器を押し込んだ。
「うう…ええがな。じわりと感じてきたがな」
ちゅぱちゅぱ。
感情の破壊。このおっちゃんのペニスを口に含みながら舌を絡めてあげてん。
ちゅぱちゅぱ―――。バッグに忍ばせた物を知ったら、アハハ、高騰感に歪むおっちゃんの顔を上目使いに覗き込んだ時、やっぱり可哀想な男やと思ってん。同情やないねん。ウチはあくまでもあの人の代理仕掛人であるだけやから。

JR紐解駅にけたましくサイレンが鳴り響き数台の覆面車輛を始め停止し、既に立入禁止テープがコインロッカーを取り囲むように張られていた。
「中岡(先輩)、間違いないのですか…」
「13番まで西岡(奴)が言ってきているのや。恐らく間違いないやろ」
乗車待ちの客が驚愕の顔を覗かせていた。
コインロッカーの期限は3日間である。この期限を過ぎると駅員が不審物の疑念から開けることがある。
「期限迄にはまだ1日があるようやが」
「兎に角開けてみます」
中岡の指示により当職勤務の駅員が13番ロッカーの扉を開けた。
中には布製の袋が置かれていた。
白布製の手袋をはめた村田にワシは中味を確認させた。
「下がって下さい。危険物の恐れがあります」
制服警察官が制止忠告をきたしていた。
ズシリとした重みを手に自分は感じ、恐る恐る布口を閉じ閉めた紐をほどいた。
「先輩…」
真空パックされた物質が3個確認された。
「どうした村田?」
「間違いないです」
ワシは村田が差し出した1つの真空パックの物質を手にした。ホンマやったか。
「おい、直ぐに鑑識にまわすんや。それとやな不審人物の割り出しや。うん、何やこのメモは?」

It is a small present to progress by civic peaceful life. To you bonus.

「お~い、誰かこれを翻訳できる奴は居(お)らんか」
その時若手の私服刑事が名乗り出てきた。
「兵藤か。どうや?」
「失礼します。訳しますと「市民の平穏なる生活を捗る為の、ささやかなプレゼントです。貴殿にボーナスを。」となりますが、愉快犯の仕業でしょうか」
「クソッタレが!!あのガキや!!舐めた真似をしくさってからに!!いいか、監視カメラの分析を急ぐんや!!」
騒然とする一般市民を掻き分けるようにワシは歩を進めた。恐らく指紋は出んやろがな。