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第83話

Vol.3

インペリアルラウンジ『アクア』
処で君はこのカクテルをご存知ですか?
「申し訳ありません。カクテルは恥ずかしながら不粋なものでして」
いや構いませんよ。ヤクザには盃を交わす習わしがあるのですが、実は彼、命を賭けた仲間にはこのカミカゼを飲み交わすようですね。
処で君、彼方の彼女をご存知ですかね。
「いえ…。何か気になるのですか…」
警護を固めていますね。ワインレッドですよ。じゃじゃ馬ですが、いや失敬。ある貴き方のご令嬢ですがね。そっと見て下さい。彼女のカクテルを。
「まさか…同じものですか…」
偶然かもしれませんがね。そう言えば最近彼の動きは?御前が将軍なる人物を気になさっているのですがね。失礼しました。君には御前をご存知ありませんでしたか。ま、この場所が安全である理由が理解出来ましたね。それにしてもN県警も何れ解体をしなければなりませんね。
「処で、何れ奴を…」
ま、それはN県警が何とかするでしょう。ある者にはマッチポンプを煽りましたからね。我々は高見の見物客ですよ。只問題は未公開の紙を如何にして彼が手にしたかですよ。少し具合が悪いですね。
「もしかして…」
先程にも君に言いましたね。私の言葉はあくまで独り言ですよ。
「御意」
彼は何処まで気づいているかが問題ですがね。さあ、おいとましましょうか君。そろそろ部屋に行きましょう。君には手の届かないモノが。楽しみですね。所詮商品ですか、フフフ。あ、それと、この場所を離れる時は、決して彼方の彼女を意識しないでください。あくまでもprivateには干渉しないのが我々の世界ですから。さあ、行きましょうか。
「御意」
「そうなの。何処かで見た顔だと思いましたわ、彼」
側近らしいき屈強な男が姫子なる女に耳打ちをした。
「ねえ貴方。私にこのカクテルを飲む資格があるかしら。年下君を食べるのも飽きましてよ」
「姫、どうかお言葉にお気をつけて下さい」
「いい?この場所では私の素性なんて知れていませんわ。それに貴方、そのイヤホンがこの場所では不似合いなの。でも貴方達はよくお調べになって下さりましたわ。ご褒美は何がお望み?私の身体?それとも、ご出世?」
「姫、そろそろ御時間です」
「お祖父様をお気になさりのようね。判りました。只私に決めましてよ。だから、もっとお調べ願うわ。それと、お分かりよね。貴方の未来は私が握っていることを。ウフ、カミカゼ。成る程、貴き契り」
そうして彼女は側近に椅子を退かせ立ち上がった。
誰もが求める世界。全てが権欲に蝕まれアプローチをかけようとしてくる。華やかな舞台も裏を覗けば塵溜めであるばかりなのに。もし私が行方を眩ませれば…。素敵なバカンスが叶えられるかしら。
「ねえ貴方。帰る前にお寄りになりたい場所があるの。如何かしら」
「どちらにでしょうか?それにご時間が…」
「時間は取らせません。貴方なら先程の彼達が何処の部屋に訪れたかは御承知の筈では?ウフフ」
「それは…」
「言いましてよ。貴方の未来は私に委ねられていることを。さあ、ご案内して下さりますわね」
「何だ、お前達は!!うっ…」バカなお人。素性を知らないことは、人を暴虐にさせるものなのね。
「痛…、な…何者なんだ、お前達は!?」
「奥に進ませて戴きますわ」どうしたのですか、騒々しいのは?今いいところなんですがね。
「フフフ。此方のスイートをご利用なさられる御方はさぞかし高名な御方のようですわね」
誰なんですか?女性の声のようですが、君、見て来なさい。ああ、君達は何も怖がらなくてもいいですから、そう、そのままそのままで構いませんよ。
「全く、いいところを邪魔するんじゃ……、あ…貴女は…」
「フフフ。私のことを存じておられるみたいですわね。それならば上司の方にお伝え願いますわ」
な…何故なんだ…。お仕舞いだ。まさか、この現場が知れた以上は…
「し…暫く、お…お待ちを」どうしたというのかね。君ん処の紐も使えないものですね。心配はいりませんよ。私を知れば直ぐに片付きますから。おい、君!!何を慌てているのだね。お嬢さん達が怯えているではありませんか?
「お…お仕舞いで…。ああ、私は、私はぁ…」
何を君は言っているのかね!!ハッキリ説明しなさい!!「カ…カミカゼの女と…」
何?ま…まさか。君達は早く服を着なさい。早く早く。
「あら、何をお慌てになっているのかしら、フフフ、可笑しいお見せ物ですわね。あら、この子達。そうだわ、私テレビで観たことがありますわ。確かABC48だったかしら」
「ひ…平に…」
「何を恐れているんですか、こんな女に!!痛て…」
「バ…バカを言うのじゃない。殺されたいのですか!!」
「オホホホ。何を仰りたいのでしょうか。私はこの部屋を観に来ただけですわ。そうですわね」
「はは――あ。どうか平に」フフフ、これでこの男は私のお人形になる。そう、刺激が物足りなくて退屈をしていましてよ。フフフ、この国も面白いこと。
「では、ごめんあそばせ。マリオさん。さあ帰りましょうか」
何てことだ…。もし、このことが世間に知れ渡れば…。いや、確かにあの方は…。間違いない。自分の戯れとして胸内に仕舞い込む筈。
「あの…、マリオとはゲームの…」
バカかね君は。この私がそのようなキャラに似ているのですか。頭を使いなさい。いいですか君、私はあの方の人形にされてしまった訳ですよ。つまりマリオネットに今日されたという訳ですよ。
「あ…、操り人形…ですか…。しかし、僅かな時間ですし、その…証拠が…」
だから君は昇進を見送らせるのですよ。あの方が手に携帯電話を持ち歩くと思いますか。撮られているでしょうね、恐らく。
「し…しかし」
「痛たた。何者なんですか?畜生。あの男は素人じゃないですよね。何でしたら、その手の者を使って」
やると言うのですか?私は止めはしませんよ。お住まいは冬本君、彼処ですが。
「ま…まさか…」
判っていますね。今夜のことは忘れるのですよ。そうです。それが一番賢明と言えることです。
「それなら今夜は…」
何を言っているのですか君は。今私は言いましたね。何もなかったと。さ、始めましょうか。君はテレビで見るより、中々熟していますね。これは今日の番組で履いていたものですね。堪りませんねぇ、この薫りが。これは貰っておきますよ。さあ、オジサンのマイクを。そうそう、ああ、本当に君があの娘達のメンバーなのですか?うう…堪りませんねぇ。さて次は私が君の蕾を舐めてあげますよ。はぁ~、この汗が混ざった薫りがいいのですよ。
「ああん。いやん」
ピチャピチャ。チュウーッ。ゴクリ。何ておつゆが溢れる娘なんでしょう。今夜のカクテルは最高ではありませんか。


「な…何やねん、コレは!!」
やっぱり怖いオッチャンやわ、アハハハ。震えてる震えてる。そらそうやろうなぁ。
「な…何でコレがワシやねん。合成や、そうやろ…」
「オッチャンやで。気持ちええ顔してるやん。アハハハ、確かに最初は痛がっていたけどなぁ、ほらオッチャン、ようく観てみぃ。オッチャン、ウチの竿まで舐めているやろ」

うう…。ええがな。お前の竿も舐めたろ。気持ちがええのんか?チュパチュパ――――。

ああ、オッチャン気持ちええわ。ああお…、そうやで、もっと ああぁ吸って吸って――――。

ガチャン!!
「違うわえ!!こんなもん、ワシと違うわえ!!」
ポータブルDVDデッキをオッチャンが床にぶつけてん。けど、今更何を言っても遅いねん。オッチャン、アンタはもうどうすることもできひんから。アハハハ。
「な…何が、可笑しいねん。うっ、うう…。なぁ、その薬(やく)を…くれ」
「オッチャン欲しいのん?ええで、射って何も可も忘れたらええねん。約束やから、あげるわ」
ウチはキャップ付きの注射器をオッチャンに放り投げてん。アハハハ、このオッチャンも終りやな。
ああ~あ、浮き出た血管に針を突き刺して射ち始めたやん。
「ふう、ふう――。もうどうでもええわ。ネエちゃん、此方に来てやろうや。何や、お前揺れてるでぇ」
アホや、このオッチャン。ウチが薬をやってる訳がないやん。中に入って行く。ああん。慌てたらあかんて。あう…。ウチの竿を食わえたオッチャンが愛しく感じてきたわ。
「なあ、オッチャン。麗子さんのことは忘れるねんでぇ」
「判ってる。その代わり、お前がワシの面倒みてくれるんやろな?」
ウチの竿から一度口を離すと、哀願するようにオッチャンは言ってん。
「判ってるで。最後まで付き合ってあげるわ。オッチャン、乳も舐めてええねんで」
ウチの躰に被さり愛撫を始めたオッチャンの竿に手を伸ばすと、勃起していた。