第20話
世界で1番幸せな日
今日は24日のクリスマスイブ!
お昼はジョングクが仕事入ってるけど、夜に私が作った手料理を食べてもらって、聖なる夜を…
とか考えていたのに、思ったより長引いてしまったみたいで、只今の時刻午後10時。
私が腕によりをかけて作った料理は、すっかり冷めてしまい、サランラップに包まれて冷蔵庫に眠っている。
これを食べて貰えるのは明日の朝になりそうだな。
というか、今日中に帰って来れるのかな…
クリスマスより、クリスマスイブの方が素敵なのに。
サンタさんが来る夜だから。
少しだけウキウキするでしょう?
去年一緒に過ごしたのが懐かしいなぁ。
去年は何をしたんだっけ。えぇと…
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
とか考えていたら、すっかり眠っていたみたいで起きたのは11時50分。
ジョングクは….....まだ帰ってきてないみたい。
いやいくら何でも遅くね!?
アイドルって大変だなぁ…
今年はクリスマス1人か…
よし、悲しくなる前に寝るか!←
立ち上がってベットに向かう。
時刻は11時58分。
やべ、クリスマスになる前に寝ないとクリぼっちは避けたい((((
走ってベットに向かう。
ベットサイドの机に置いてある時計をみる。
その時、ガチャガチャと玄関の方から大きい音がして、
ドタバタと慌ただしい足音が。
その足音は一瞬止まったが、またこちらに向いて近づいてきた。
寝室の扉が物凄い勢いで開かれる。
いや確実に大丈夫じゃないでしょ…と思ったのは心の内にしまっておく。
それにしても、、、
私の名前を呼ぶと急にハグされて、
びっくりして赤面してたら首元にひんやりした感覚。
みると、私のイニシャルが入っただけのシンプルなデザインのネックレス。これってこの前私がテレビで見てたやつじゃない!?
そう、照れながら告げる彼。
時刻は0時00分。
あぁ、神様。天使様。酷いとか言ってごめんなさい。
最高のプレゼントです。
ネックレスもそうだけど。
彼がここに居ることが、私の最高のプレゼントです。
12月25日0時00分
Happy Merry Christmas