グクside
急いで家に帰る。
今日は何を着ていこうか?
よし、決めた。
時計を見ると、19:30 と表示されていた。
店に着いた。
昨日と同じ様にカウンターに座る。
今日は昨日より早い時間に来たから、
お客さんがいっぱいいる。
そろそろ来ないかな...と思い、辺りを見回した。
でも、 “ ソアちゃん ” はどこにもいない。
奥の部屋にでもいるのだろうか。
そして、店長さんが来た。
俺は気になって聞いてみた。
質問をする前に行ってしまいそうになったから、
頑張って呼び止めた。
店長さんはいなくなってしまった。
なんだ...今日はいないのか。
せっかく1日頑張ったのにな.........
ちゃんと昨日、
いついるのか聞いとけばよかった。
俺は、いつの間にか置いてあった
ノンアルコールカクテルを一口飲んで
家に帰った。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。