第110話

☆103☆
10,265
2018/10/01 11:06
あなた
私、家に先に帰ってる!!
[行こうとする]
廉
待て!!
[あなたの手を引いて、部屋に入る]
あなた
離して!私、帰るから!
廉
帰らせへん!
座って!!
[あなたを椅子に座らせる]
あなた
なに。
廉
なんで、俺が記憶が無くなる前のこと言わんかったねん。
あなた
え?
廉
付き合ってたこと。
あなた
なんで!
廉
みんなから聞いたわ。
あなた
は!?
みんな、なんで喋ったの!!
廉
そんなんどうでもええわ!!!!
なにが俺に迷惑がかかるや!!
あなた
迷惑はかかるじゃん!!
廉
迷惑ぐらいかけただけで離れたりせんやろ!!
あなた
........廉は、記憶が無くなった理由を知らないからそんなこと言えるんだよ!!!
廉
俺の記憶が無くなった理由?
あなた
......廉は...私を....私をかばって!.....(泣)
もう、ほっといて!!
[部屋を出ようとする]
雄登
雄登
[あなたの手を引く]
あなた
雄登!離して!!
[雄登の手をはらう]
雄登
雄登
あなたがちゃんと廉くんと話すまで行かせれない。
[あなたの手を引く]
あなた
廉と話すことなんてない!!
雄登
雄登
昔言ったよね?
あなたを笑顔に出来るのは廉くんしかいないって。
あなた
......でも、他の人も..
雄登
雄登
他の人と笑ってても心から笑ってないとも言ったよね?
あなた
.....う、うるさい!!
[雄登の手をはらって部屋を出る]

プリ小説オーディオドラマ