第9話

王様ゲームのゆくえと作品テーマ
40
2018/08/20 09:10

最後のゲーム行くぞ〜!《王様だ〜れだ?》
「俺だ!」と瑞稀…。その他のみんなは…
「波哉斗運が悪かったね…。瑞稀からえぐいほどの仕返しが飛んでくるじゃあないの?」
えっ…、まじ??瑞稀が王様かよ。やっぱりなんかしくんだのか?「だからしくんでないよ?偶然って怖いよね〜?」と咲羅。確認しとく。瑞稀さっきの言葉幻聴じゃないよね?
「当然でしょう!もちろん幻聴なわけないよ!
さっきあれほどひどいことお前から命令されてやられるはめになったんだ…。今度はお前にやってもらおうか?
心の準備はできてるよね?もう容赦しないからよろしくね!波哉斗くん(^ ^)」
俺はこの言葉を聞いたとき背筋が凍りついた。
そしてこいつは完璧なドSだということが判明した。
…で早速指名していただきましょうか?
「じゃあ1番と4番が文芸作品のテーマを実践してください。」これが王様ゲーム最後の命令だ。………そういえば1番誰なの?
「えっ。私?」と梨鼓翔。4番は俺だった。
「はぁ〜ぁ?波哉斗と……私絶対嫌なんだけど?」俺も同感なんだけど〜‼︎
(でも瑞稀ありがとよ!内心隠し通せるかわからないけどここまできたらやってやるよ)
「そういえば文芸作品のテーマってもう決まってるの⁇」だよな〜。(梨鼓翔ナイスすぎ…。)
「2人とも考え方が甘いよ‼︎」と萌香。
「えっ…。それってどういうこと?」と梨鼓翔
「テーマならもうだいたい決まってるよ?」
はぁ〜‼️俺はそれ初めて聞いたよ!
「私も聞いてないよ!そのテーマいったいいつ決めたの?」「当然でしょう‼︎だって波哉斗が2階で休んでいて、梨鼓翔が風呂に入っている間に決めたもん。」と咲羅が言った。
「ふざけんな!文芸作品のテーマは文芸サークル全員で決めるもんだろ?俺ら抜きで会話すすめるな?わかったな?」と俺が怒鳴った。
「ところで文芸作品のテーマは何に決まったの?」と梨鼓翔が話を元に戻してくれた。
「えっ。ききたい??どうしても??
後悔しても知らないよ〜‼︎」と理玖。
じゃあさ〜聞かなくて逃げる選択肢あるの?
「絶対なしに決まってるでしょ‼︎」だよな〜。
じゃあやるしかないよね。「…で今回の文芸作品のテーマは何にしたの?」と梨鼓翔。
「じゃぁ発表するね今回の文芸作品のテーマはちぐはぐな恋です‼︎」と萌香。
「ちぐはぐな恋?」俺と梨鼓翔の頭の上に大きなはてなマークが浮かんだのはいうまでもない。「考えるより行動する方が早いから来週の土曜日梨鼓翔と波哉斗で朝から1日デート行ってこい‼︎」これ断ることは?「あっれ〜波哉斗王様ゲームのルール忘れたの?」王様の命令は絶対なんだから断れないんでしょ!知ってるよ梨鼓翔来週の土曜の朝10時に梨鼓翔の家の近くの公園な。拒否権ないからね。「了解👌」
瑞稀の爆弾発言がどっちに進むか俺からしたら楽しみかもな?

プリ小説オーディオドラマ