第16話

運命の瞬間
12
2018/08/24 10:01
「波哉斗!ありがと!私も今日カラオケで波哉斗の歌声聴いてから波哉斗の見方が変わって好きになってたよ。さっき迷子になって男達3人に囲まれた時も助けてくれてありがと!
すごく波哉斗らしかったし、男らしかったよ。
でも今回は付き合うことはやめておこうかな?」「えっ!どうして…?」俺はとても気の抜けた声を出していた。「私は別に付き合ってもいいと感じたんだけど…。さっきも言った通り本気の喧嘩も私たちしたことないし…。私が今日みたいに迷子になったときみたいに助けてくれるような波哉斗みたいな存在が彼氏としていてくれるとありがたいんだけど…。私は波哉斗に頼り過ぎな気がするの?それに今は
幼馴染みってところからなんでも言い合えるし暴言も吐きまくって、ストレス発散ができるけどもし私たちが付き合ったら今まで築き上げてきた大切な関係を崩してしまいそうで怖いの?
全て私のわがまま!きいてくれる…?」
俺はこういう時にどう答えていいかがわからず、少し戸惑って「…わかった。じゃぁこれからも今まで通りよろしくな〜!」と答えた。


俺の叶わぬ恋はあなたの心に爪痕を残せましたか?

プリ小説オーディオドラマ