第12話

ひさびさの柊祭
14
2018/08/24 08:50
夏祭り(柊祭)の会場にて
あいかわらず賑わってるね〜?
「そりゃ〜!そうでしょ‼︎だってこの地域では
1番大きい夏祭りだし、夜には盛大な打ち上げ花火があがるからね?」と梨鼓翔。
(どうやら俺は梨鼓翔にやられてしまいそうだ)
柊祭の会場の入り口で俺は梨鼓翔を呼び止めた。「梨鼓翔…。今日俺がカラオケで歌った曲の歌詞覚えてる?」「まぁ大体はね〜?それがどうしたの?」「実は今日カラオケで歌った曲の歌詞のほとんどは俺が今まで隠してきた俺の心からの気持ちだから…。」「まじ‼︎波哉斗⁇
それ本気で言ってるの⁇」…この顔が嘘ついているように見えるなんて…。お前の目も節穴だなぁ〜⁇「まったく 波哉斗ってば雰囲気壊す才能はありすぎだよね?」と梨鼓翔。
その言葉を俺は褒め言葉として受け取っておいた。ほらっ手‼︎ただでさえ梨鼓翔は方向音痴で、迷子になりやすいんだからこの手放して
俺からはぐれんなよ‼︎
「やっぱり波哉斗は昔から素直じゃないよね〜。」と梨鼓翔。
…ったく恥ずかしいんだよ。逆に俺がここでストレートに言ってたらある意味怖いだろ?
「確かにそうだね…。波哉斗が顔赤くしてる…。可愛い‼︎」梨鼓翔…。お前…顔…りんご見たいに真っ赤になってるじゃん‼︎まじかわいい‼︎あと男子に可愛い😍は禁句な?
「うるさい‼︎」…でどうするの?俺と手つなぎたいの?俺はべつにどうでもいいから…。
「つなぐ」と梨鼓翔がボソッと呟いた。
俺は梨鼓翔にもう一回っといったら梨鼓翔が
ほっぺたを真っ赤に染めて「つながせていただきます。いやつながせてください」といってきた。
俺は梨鼓翔を抱き寄せ「よくできました💮」と耳元でささやき、頭をなぜた。
梨鼓翔が敬語に…?
まぁそんなこと今はどうでもいいんだけどね?
まぁそんなことどうでもいいや〜?
「私射的やりたい」っと梨鼓翔がいったので
じゃあいこうか?と俺が提案した。

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