梨鼓翔このあと空いてる?
「この後?…偶然にも空いてるけど…。
波哉斗…。急にどうしたの?」と梨鼓翔。
いや〜…。確か今日・明日だと思ってさ。
「何が?」と梨鼓翔。
俺たちの地元の祭りの柊祭だよ!
「柊祭って私たちの地元でも大きい夏祭りじゃん!」久しぶりに一緒に行ってみないか?
「うん!私も行きたい!…ってか2人で柊祭行くのって何年ぶり〜?」最後に2人で柊祭に行ったのが…確か…俺らは中2の時だから約6年前になるのかな?ってことは6年ぶり?
「まじ〜‼︎そんなに昔なの?だから懐かしいのかな?」確かにな〜。当時とはいろいろと変わっているからな〜!俺たちもあの時ははっちゃけてたし…。そろそろ柊祭の会場に行きますか〜?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。