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第4話

four_🐯
941
2018/10/08 17:29
はっとして時計を見ると、もう定時30分前。



あのあと、
頭の中からテヒョンくんを追い出して仕事したら、すごい集中したんだな...





なんて

時間の経つ早さにびっくりしてたら、






「あなた~」




私のことを呼び捨てで呼ぶのは、この人しかいない。









『なんですか、部長』




「もー、そろそろソクジンにしてよー!」




『いや、さすがに...上司ですし、』





そうだけどさぁー

って唇を突き出してるこの人は、ソクジン部長。




3大イケメンの最後の1人は、このソクジン部長で。








確かにイケメンなんだけど…







テンション高すぎる人柄のせいで、なんかもったいない。笑









「で、何でしょう、?」




『あ、そうだった!
あのね、この書類、事務室から取ってきて?』




そう言って差し出されるメモ。







でも…今やってる仕事、あとちょっとなんだよな…




とりあえずそれ終わらせたいんだけど…







「まぁ、もし無理なら他のやつに頼んでもいいからさ?てことで、任せた!笑」




『あ、部長、』




スキップで休憩室に向かってっちゃった。








誰に頼もうかと周りを見渡すと...






ジョングクくんもかなり集中してるし。


しかも今日は外回りが多いみたいでデスクが空きだらけ。







どうしよ...





今できるの、テヒョンくんしかいなさそう。






いつもなら仕事頼むこともあるし。



それに、もう考えないことにしたんだし。






大丈夫、何も無い。








意を決してテヒョンくんのデスクに足を進めた。

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