第21話

倦怠期《髙橋》
715
2020/12/27 10:25
あなた side




















最近、海人の様子がおかしい、。
「...海人~...?」
髙橋「.......何」
「ビクッあ、え、えっと.......
海人、最近休めて...る...?」
髙橋「そこそこ」
「そ.......」






こっちが何聞いても「まあまあ」とか「うん」とか
付き合った当初やってた“恋人らしいこと”
最近は全然ない
.......どうしちゃったんだろ
これが倦怠期ってやつかな...
辛いな.......
















ある日







「海人〜ごはn...」
髙橋「いらない」





そこで私は何かが切れた





「はぁ.......もういいし」









私は寝室で泣き崩れた
そして、いつの間にか眠っていた.......

















髙橋 side








.......あぁ〜何でだろ!
こんなこと言いたいんじゃない
あなた寝室行っちゃったし
何で?何で?何で俺はイライラしてるの?







.......あなた泣いてない?



でも今は会いたくない
あなたのこと好きなはずなのに.......




次の日はあなたに会わずに仕事へ行った












あなた side






起きたら海人はいなかった
何もしたくなかったから部屋から出なかった





何時間経っただろう.......
海人が帰ってきた





髙橋「.......ただいま」




聞きたくない聞きたくない
耳を塞いだらまた涙が出てきた







コンコン
髙橋「.......あなたいる?入っていい?」


ほんとは嫌だったけど、そんなことは関係なしに入ってきた





髙橋「あなたごめん」
「.......何が?」
髙橋「俺、最近無性にイラついててさ
あなたに冷たい態度取ってたかも...
...あなた、俺のこと嫌いになった?」
「...((・・。)(。・・))フルフル」
髙橋「.......よかった
ね、言って?あなたがしたいこと
俺が冷たい態度取っちゃってたから」
「.......とりあえず近くにいて欲しい...」








ギュッ




髙橋「これで“恋人”に見えるでしょ」
「.......うん!」




















大好きな海人からハグがもらえました
私たちの倦怠期は乗り越えれたみたいです。


































“きっと”



















                  ~END~

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